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こんにちは、名無しです。目標達成ありがとうございます!!では、さっさと始めさせていただきます!!それでは。
夢の世界へ。行ってらっしゃいませ。
俺は、もう正直、生きたくなかった。希望が、支えが、消えてしまったから。それでも、rdの手紙が。その内容が、俺の手枷となり、足枷となり、呪いになった。
「生きて、幸せを追って欲しい」?そんな事言われたって、お前と生きることが一番の幸せだった俺に、その言葉は1番キツかった。本当にこれからどうしたらいいんだ。
俺はふと、rdがいなくなった部屋の方に目をやった。今なら、入れるか。そう思って、ゆっくり扉を開き、rdの部屋をじっくりと見て行く。
そこには、俺がrdのために作り、プレゼントした物が、一つ一つ、丁寧に飾ってあった。rdの匂いが染み込んだ部屋。コルクボードには、rdと俺の写真がびっしりと貼られていて、なんだか照れくさかった。
机に目をやり、rdの大きな椅子にそっと座る。ふと見ると、「診察カルテ」という物があった。その中身には、俺の様子がびっしりと書かれていて、どれもこれも好印象の内容ばかりだった。
そのカルテの一つ下に、もうひとつの書類。この書類は、rdの匂いがしなかった。誰かがrdが居なくなってから持ってきた物なんだろう。
中身を見ると、想像を絶する事が書いてあった。俺は、書類を握る手を震わせた。
rd医院長▪️診察カルテ
rdさんは先日、高熱、嘔吐、咳、腹痛、頭痛、神経麻痺等の多重症状により、病院に搬送された。その原因は、「猛毒」と思われる。毒のDNAを調べると、被験体と一致。そのため、被験体が出したであろう毒の潜伏期間が終わり、中毒症状を出したと見られる。その後、被験体を調べて分かったことを下に記載するものとする。
被験体▪️研究カルテ
被験体の体からは、微細な棘が生えており、刺さると少しずつ毒を盛って行くスタイルのようなものだ。毒の強さ、針の大きさは採取したものから見て、日によって変わっているようだ。首には、花の形をしたアザがあり、サボテンの花と見られる。今回のrd院長の事件は、被験体の毒殺と見て幕を閉じた。しかしこの毒は、今回は少量づつだった上、弱い毒の重なり合いだったため、強力な解毒薬を使えば、rd院長に、命の危険は無いだろう。
「命に…危険は無い?」
俺は、rdが死んだことを伝えられたハズだ。どう考えてもおかしいのだ。すると、隣にも書類がまたあった。それを見ると
▪️院長暗殺事件について
rd院長が亡くなった事件だが、これは被験体の毒で死んだものだ。その理由として、医者と名乗り、rd院長の治療を行ったものが、解毒薬と称して使ったものは、ただの輸血パックであった。この事から、これは暗殺とみて間違いないだろう。しかし、その治療を行ったものが、未だに姿をくらましている。rd院長の身体をくまなく調査しても、死んだ理由は、被検体の毒だ。
「う”、う”ぁ”あッ…!!う”わ”ァァあ”ぁッ…!! 」
「俺が、俺が、俺のせいで、俺自身が、愛する人を、自分の手で、殺したなんて…ッ!!そんな、いやだッ…!!あ”ぁッ…!!う”ッ…。」
「ぉ”えッ…ッ…。」
紛れもない俺のせいで、俺と一緒に居たせいで!!rdは、段々と俺の毒に蝕まれて!!最後にはそのまま、俺のせいでッ!!
吐き気が、嗚咽が、涙が、怒りが止まらなかった。段々と、俺は思った。rdを殺した奴に復習をしてやる。そう思った。
俺の場所を特定したり、力を抑制したりするために付けられていたらしい首輪を俺は思いっきり砕いた。
一旦ここで締めます!!下の文章はめんどいので省略します!!それでは!!
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