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🖤サイド
🖤「ねぇ、亮平?本当に大丈夫?」
💚「…大丈夫だよ?」
🖤「…。」
今の間は嘘でしょ。
絶対に無理してる。
やっぱ、あの告白は亮平の負担になってる…?
迷惑だった…?
🖤「あのさ…亮平。」
💚「なに?」
🖤『俺の告白のこと忘れて良いよ。 』
💚「え…?」
俺は亮平と付き合いたいよ。
でも、その気持ちが亮平の負担になるのは嫌だ。
亮平にはどんな形であれ幸せになって欲しい。
それだけ亮平のことが好きだから。
💚サイド
🖤「ねぇ、亮平?本当に大丈夫?」
💚「…大丈夫だよ?」
🖤「…。」
さっきからずっとこの質問。
やっぱり無理してるのバレてる…?
🖤「あのさ…亮平。」
💚「なに?」
🖤『俺の告白のこと忘れて良いよ。 』
💚「え…?」
予想もしない言葉だった。
なんで…?
意味わかんない…。
🖤「迷惑…だったでしょ?」
🖤「俺、亮平には笑顔でいて欲しいから…。」
蓮くんに気を使わせてしまっている…。
ダメだなぁ。
自分は本当にカッコ悪くて最低なやつ。
🖤「それだけ。じゃあ…」
💚「待って!」
🖤「…?」
💚「嫌だ…忘れない、忘れたくない。」
🖤「でも…」
💚「蓮くんのことが好きなの、大好きなの!」
今、自分がどんな顔して話してるか分からない。
きっと酷い顔してる。
💚「蓮くんが嫌でも僕、絶対に離さないから、蓮くんのこと。」
💚「僕は蓮くんの隣で幸せになるのっ!」
🖤「…っ!」
さすがに引かれたかもしれない…。
💚「あ、ごめっ、迷惑だっ…っ!」
次の瞬間蓮くんに抱きつかれていた。
💚「蓮くん…?」
🖤「…本当に俺で良いの?」
💚「うん。」
蓮くんじゃないと嫌だ。
🖤「後悔しない…?」
💚「うん。僕が蓮くんじゃないと嫌なの。」
🖤「そっか…じゃあ、絶対離さない。」
🖤「俺が亮平のこと幸せにするよ。」
💚「よろしく。」
これだけで、僕はすっごく幸せ。
これがずっと続きますように…。
🖤サイド
🖤「迷惑…だったでしょ?」
🖤「俺、亮平には笑顔でいて欲しいから…。」
🖤「それだけ。じゃあ…」
俺の初恋はあっけなく終わったな…。
そう、思った時だった。
💚「待って!」
まさか引き留められるなんて…。
🖤「…?」
💚「嫌だ…忘れない、忘れたくない。」
🖤「でも…」
💚「蓮くんのことが好きなの、大好きなの!」
💚「蓮くんが嫌でも僕、絶対に離さないから、蓮くんのこと。」
💚「僕は蓮くんの隣で幸せになるのっ!」
🖤「…っ!」
その言葉のひとつひとつが嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。
それが全部亮平から俺に向けたものだと思うと信じられなかった。
夢じゃないよね…?
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。
いつのまにか亮平に抱きついていた。
💚「蓮くん…?」
🖤「…本当に俺で良いの?」
💚「うん。」
🖤「後悔しない…?」
💚「うん。僕が蓮くんじゃないと嫌なの。」
🖤「そっか…じゃあ、絶対離さない。」
🖤「俺が亮平のこと幸せにするよ。」
💚「よろしく。」
俺は今、めっちゃ幸せ。
これから、俺が亮平のことめいいっぱい幸せにするよ。