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「そういえばオマエ服とかどうしてるんだ」
狙撃手はふと疑問に思ったことを聞いてみる。
たしかに魔女は指名手配されてるし、そもそも買い物するコミュ力もなさそうだ。
「簡単よ 裏の人間に運んで
きてもらってるわ 」
さらりとつながりを暴露する魔女。
それにメイの手前魔女は言ってなかったが、薬のお代は裏金も多い。
だからこそ裏のツテを使うのであろう。
「いつか買い物してみたい」
唐突に言うメイ。
たしかにメイの家庭環境を考えると買物はおろか出かけたことすらなさそうだ。
魔女は少しづつ森の外にも出したほうがいいのかなと考える。
幸い、都合のいい人間もいる。
だがしかし危なくないだろうか。
ここの森は魔女のすみか。
動植物はだいたい飼いならしているから安全だが外は怖い。
何よりも魔女がそれを一番理解していた。
今度ツテを探ってみようと決意した過保護魔女様であった。
思いにふける魔女を置いといてメイは狙撃手に「お願いがあるの」と言う。
その願いとは…?