【第10話・孵化⑤】
◆◇◆
びーちゃんの散歩をした日、結局は疲れて昼間まで寝てしまっていた。
莉乃が目覚めて、聞こえてきたのは知らない男の人の声と話す英人の声。
(誰だろ……)
びーちゃんは莉乃の横ですやすやと寝ている。
呼吸をする度にたっぷりと膨らんだ腹が動いて可愛らしい。
男と英人の会話を聞くために莉乃はドアを静かに開いた。
廊下に出て玄関から聞こえる声に耳を傾けた。
「それでは、不審者は見なかったと?」
若い男の声だった。
「はい。その時間だと僕も姉ちゃんも寝ていましたから」
「田所さんの犬は毎日よく吠えてて、確かに珍しく朝方吠えてたのは聞*************************
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