テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する







〔 五条side 〕






花奈   「 ハァハァハァ 」




















辛そうだな、




熱が上がってるのか?



















五条   「 薬持ってくる 」



花奈   「 うん 、 」


























「 花奈はいい子ねぇ 」















「 花奈がなりたいようになりなさい 」




















「 世界中の人が敵になったとしても、私は花奈の味方だからねぇ 」


































花奈   ( 昔言われたような …… 、 )





















懐かしい感じがする。



















五条   「 大丈夫 ? 」





花奈   「 … あれ 、 薬取りにいったんじゃ…、 」















私の手を握る五条にそんなことを言う。








すると、なぜか五条は鼻で笑うように言いかけた。















五条   「 辛そうだったから 、 1人にはさせられないなぁって 」








花奈   「 ………… ありがとう 」


















私も昔、こういうふうに手を握って、頭を優しく撫でられたことあったな。






優しくて、暖かい手が。

















花奈   「 ………  」

五条   「 ……? 」

















懐かしい、




昔感じた、暖かい感覚。












もうされることはないって…、




もうされないんだって思ってた。













あの好きだったあの手。


















花奈   「 ……… ッッ、 」










五条   「 え ” ッ 、 」

















五条   「 なんか嫌だった? 」






花奈   「 違う、違うの。 」




















花奈   「 懐かしいの…、 」





五条   「 ……… 、! 」




















花奈   「 …… お母さん ………、 お母さん…、! 」



















涙が止まらなくなり、いつも堪えていた心の底に埋めていた感情が溢れてくる。


















花奈   「 会いたい ……、会いたいよぉ………、。 」























声をころして泣いていたけど、だんだんと抑え切れなくなる。



今も優しく撫でてくれる五条の手はとても暖かくて、とても優しい。

















花奈   「 会いたいよ………お母さん……、 」





五条   「 ……、 」













loading

この作品はいかがでしたか?

30

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚