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君に会いたい。


私は雪白高校に通う2年生の○○。昔から勉強も運動も何もかもが普通で、クラスにいるかどうかも分からないいわゆる陰キャというやつだ。

そんな私にも恋心を抱くようになった相手ができた。こんな恋叶うわけもない。そんなことは分かりきっている。だけども好きになってしまった。好きにさせたあいつが悪い。


その相手というのは、同じクラスの渡辺翔太くんだ。

今年初めて同じクラスになり、まだ3ヶ月経った今でも喋ったことがない。


そんな私に神様は味方してくれた。



今日はみんな朝から席替えで盛り上がっている。私にとっては地獄の時間だ。隣の席になる人は大体、「こいつかよ〜?‪w」と笑う。私も申し訳ないと思うが、私が悪いわけじゃない。私を作った神様が悪いんだ。私はそう自分に言い聞かせる。


先生『それじゃあ席替えするぞ~』

みんなが騒ぐ。私は1人無言で、唯一の友達の桃花に目を合わせた。桃花はこっちを向いておらず、私と桃花の目と目が合うことは無かった。



私はどうせ今日も窓側の席に当たるんだろうと思いながらくじを引いた。

結果は、〈11番〉。場所は教卓の目の前だった。最悪だ。今日も今日とてついてない。自分の運の悪さを恨む。



でも、私はこの席が大好きだ。なんでかと言うと、隣が翔太くんだからだ。

翔太くんはいつも朝、遅刻ギリギリにして私に挨拶をしてくる。私は男子と挨拶することがなく、いつも返しに困ってしまう。

翔太くんはよく男子のグループにいるため、なかなか話せない。話したいけど話しずらい。


桃花『○○~!良かったじゃん!おめでとう!』

私の好きな人を知ってる桃花は1限目が終わると私に駆け寄ってきた。

○○『うん!めっちゃ嬉しい!今日はついてる!』

桃花『でも先生からはたくさん当てられるかもね~‪w』

そう言って桃花は席に戻った。桃花は可愛いため、よく告白されている。優しいし性格も良くて何もかもが完璧だ。そりゃあモテるわ。


私もそんな人生を送りたかった。

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分かります!私も、陰キャで席替えの時は、まじで端にならせてとSnowManに向かって言ってました!もう黒歴史すぎる😅(SnowManに言ったのは意味は無いです!)

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