「ねぇねぇ、奇跡とか、ドッペルゲンガーとか自分がセカイを作れるって言ったら信じる?」
「ちょっw情報量多すぎでしょwあと、なんでそんな事聞くの?w」
「んーシンプルにコンちゃんはどう思うんだろうなって気になったからw」
「なにそれw…まぁでも、****ならほんとにやりそうだよね」
「まあね〜」
「俺が作ったセカイで」
そこで目が覚めた。いつの間にかもう一度寝てしまっていたようだ。
しかし、なんの夢だったのだろう。俺はあのスーツの人をコンちゃんって呼んでいて、しかも仲が良さげだった。
その上、自分が思ってもみないような事を言うし、自分はこんな記憶無いし、ほんっっとにまじで意味がわからない夢だった。
「起きてるじゃん…嘘つかれたー」
自分の部屋のドアの前には、きれいな赤い目の人が立っていた。
「おはよう…福田、、らだおくんであってるんだっけ?」
「はい。」
名前があってることに気付くと安心したような顔を見せ、その後に顔をブンブンと振ると、真面目そうな顔をして
「ちょっと来てもらってもいいかな」
「?なんですか」
「君に関わる重要なことだよ」
そこから向かった部屋までは終始無言だった。なんだか気まずい雰囲気が流れていて、俺も話そうに話しかけづらかったのだ。
しかも、当然のように、浮きつつ移動してるし、意味わからん。…まぁきょーさんが言っていた話から聞くとこの人も化け物なんだろうけど。
「…ついたよ」
そういって医療室と書いてある部屋のドアをその人が開けると、その部屋のベッドに横たわっていたのは、紛れもなくきょーさんだった。…かなりの大怪我をしていて、俺であっても見ればわかるほどに、弱っていた。
「くっそ。油断してなければっ」
「きょーさん福田くん連れてきたよ。」
「あぁ。来てたのか。…レウ、ありがとう」
「…きょーさんが俺を呼んだん…すか?」
「ああその通りや。」
「なんのために?」
「なんのためってお前っここでとぼけるまじかよ」
「?」
「いやきょーさん。多分、この人ほんとにわかってない。コンちゃんから聞くに、ほんとーにそん時の記憶ないらしい。」
「そんなことあんのかよ…盛大に幹部を3人も1人で、葬り去ったんやぞ…?」
「いやぁでも、ほんとにこの人ぽかんとしてるしねぇ…」
「うっそぉ」
その言葉だけははいつものきょーさんのテンションだった。ほんとに「…何があったんだよ」
「おおなんだその口の聞き方はやんのか?」
つい口に出てしまったらしい。でもまぁ…俺悪くないよねぇ?!
「その感じ、ほんとにわかってないっぽいから教えてやるよ。」
ほなこの辺で〜
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!