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注意⚠️ みじかい、作者の妄想の産物
2〜3年位お蔵入りしてた物を書き上げました
文才が無いので温かな目で見てください
苦手な方はブラウザバック、オナシャス
これで本編は本当に完結です
次があるとするならifで、ですね
まぁ気長に待っていただけると嬉しいです
それではルールを守ってお読みください
竜胆が死んだ
原因は多分兄の灰谷蘭の死だろう
別に気にしてなんかい無い、、、
思えばアイツ等は何かと俺を心配していた
だが俺の中ではアイツ等は近付きたく無い部類だった
イザナが死んだ時、アイツ等のその瞳には哀れみが映っていて
俺は少しアイツ等が苦手だった
それでも何かと気にかけてくれて
それなりに信用、信頼していた
兄の灰谷蘭が死んだ時、俺は動揺した
だって昨日の昨日まで元気でまた呑みに行こうと誘われたからだ
俺は何も分かっちゃいなかった
嘗てイザナが灰谷兄弟というのはストッパーが無く、振り切れてヤバイというのを聞いた
でも俺はイザナの話が信じられなかった
そりゃ一緒に居ればヤバイ事は解るがイザナが言っていた振り切れてヤバイとはかけ離れていると感じた
その時イザナは『そのうち解る、嫌でもな』と言っているのをやけに覚えていた
そして今その意味が解った気がした
兄の灰谷蘭は死ぬ、殺す事に躊躇しない
弟の灰谷竜胆は自分と兄以外は興味が無く殺す、以前にそもそも無関心だ
だからか、何処かで安堵する自分が居た
今だから解るが俺は蘭の瞳が怖かったのだ
あの俺を視る瞳が
確かに蘭は俺を憐れんでいた
施設でも何処に行っても観た憐れみの視線
だから、よかった………