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集合場所には沢山の原付と1台の単車。意外にすくねぇんだなぁ、なんて事を思いながら駐車場にたむろしていた。
暴走族とは言え結成したては見た目もお互い変わらないし、知らない同士でなんかよそよそしく、何なら挨拶されちゃうくらい。(ヤンキーあるある)
元市内の有名チームだかに所属していた18.9歳位の人が仕切って環状線を走る事に。 今だと笑ってしまうが当時はそれでもドキドキしていたんだよなぁ
初めての暴走行為に胸を躍らせて前を走る単車のテールがヤケに綺麗なのを覚えてる。この後にお決まりの乱入パターンで地獄を見ますが。
環状線を走りながらドキドキもほどにほどに後ろが騒がしい事に気づいた。 よく見ると後続の原付が凄い勢いのスポーツカー?に追い立てられている。
中にはタトゥーの入ったブラジル人らしき2人が何かを叫びながら激しく原付を追っていた。 こっちは40人はいるけど、そこは最近まで普通の中学生(笑)
どうしたら良いかわからずに道を開けてやり過ごす始末。 今思えば環状線を走っていたら邪魔な原付集団と2台しか単車のいない暴走族もどきなんて普通に邪魔だよなぁ。 それでも当時の俺たちには怖かったり興奮したりと刺激が強すぎた。
結局30分走ったくらいで引き返した初めての暴走は20年以上経った今でも昨日ように覚えているんだ。