これで念願の…
でも何すればいいんだろう?
光「んじゃ〜まぁ街でも探索すっかぁ」
そう言いながら光はすくっと立ち上がった
あれれ?酔っ払ってるんじゃ…
「酔っ払ってるならあまり無理しない方が…」
光「なぁに行ってんだよ、俺があんなので酔っ払うわけねぇだろってやべっ」
その瞬間光が倒れてきた
「あぶなッ」
やっぱり酔っ払ってるんじゃん…
光「うわぁ…ありがとな勇くん?」
「やっぱり酔い冷めたからの方が」
光「そんなこといーのいーの」
光「さっ行くぞ」
そう言い光は俺の手を引っ張っていく
「ちょっと待ってよ!っていうかさっき距離近いとか言ってたのにさ!!」
光「お前知らないのかー?手を繋ぐってことくらい友達なら当たり前なの」
そうなのかなぁ…
まぁ!光が言うならそうなんだろう!
あれから2人でいろいろなところをまわった
お団子屋さんや
公園
カフェや食べ物屋さん
あれ?だいたい食べ物のとこだ…
光「あ“〜腹いっぱいすぎて気持ちわりぃ…お前食べ過ぎなんだよ」
「だって美味しいんだもん……」
光「いいけどよ…金のことくらい心配してくれよ」
そんなこと言いながら光は楽しそうに笑っている
俺が言ってもなんだが光は綺麗だ
イケメンってこんななんだなって感じがすごいする
そんなことを考えていると
「い“ッたぁ!!」
光がデコピンをしてきた
光「あのさぁ…俺に見とれるのはいいけど話ぐらい聞けよ」
「え?ごめん…?なんの話しだったの?」
光「お、れ、の!家に来るかって聞いてんだよ!!」
…え?光の家?
初めて会ったばかりの俺が言っていいの?
一応友達だけどはや過ぎない?
友達ってそういうものなの?
俺いなかったからわかんないんだけど
うーん…でも野宿も嫌だしなぁ…
光「お、おい…何とか言えよ…」
どうなんだろ…
光「おいって!!」
「わぁ?!な、なに?!」
光「早く…返事しろよ……なんか…その、俺だけ気持ちが高ぶってるみたいでその…恥ずかしいだろ…」
え…?
「ふ…あはッwははッw」
光「あ、おい笑うなよ!!仕方ねぇだろ…友達…俺もいねぇんだし…」
光「は、初めての友達なんだよ!……」
やっぱ、とっても親近感があるなぁ
俺たち友達になる運命だったのかも!
光「で、どうなんだよ…」
「もちろん行く!!」
光「…着いてこい」
「どんな所なんだろうなぁ〜」
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なんなんだよあいつ…
友達になった途端に距離近くなるし…
大事なとこで聞かねぇし…
今俺が恥ずかしい思いしたのは全部あいつのせいだ、そういうことにしよう
てか家に部屋あったっけ?
ん〜まぁなければソファーに寝かせるか
文句言ってもほっとくしかねぇな…
あーてか…明日から飯もちゃんと作んねぇとなぁ…こいつ出来なそうだし…
家事しなきゃいけねぇのめんどくせぇ…
買い出しとかはこいつに行かせるか…
勇「おーい!聞こえてる?」
「うわっなんだよ!ビックリすんだろ?!」
勇「え、あごめん…いやさ!家って部屋あるのかなぁって…」
「ない」
勇「え…じゃあ俺どこで寝ればいいの?ベット大きい?」
はぁ?こいつまさか…ベッドで寝る気か?
「図々しいにも程があるだろ!なんで家主がソファーか床で寝なきゃなんねぇんだよ!」
勇「え?一緒に寝たらダメなの?」
「はぁ?!」
勇「え?え?いや…クラスの子とかが良く一緒に寝たとか言ってたからさ…」
「あのなぁ!普通は一緒に寝ないの!」
勇「…はーい…」
明らかにしゅんってしたな…あ〜めんどくせぇ!
「今日だけだからな」
勇「!!」
なんで俺がこんな母さんみたいなことしなきゃなんねぇんだ…
こんなでけぇ子供産んだ記憶ねぇんだけど…
あ〜頭痛くなってきた、それも全部こいつのせいだ
早く帰って酒でも飲もう
そうしないとやってられねぇ
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てぃーなもしくはコメントしてくれる人に質問
家パートいりゅ?
コメント
40件
もっ…あぁ……(瀕死) 2人とも友達いなかったんだなぁ… 家パートめっちゃ気になる
家パート…気になります… 光くんのお家どんなのかな…