コメント
0件
大我と北斗が気まずくなったのは、北斗が幼稚園、大我が小学生の時だった。北斗はお兄ちゃんたち(優吾・大我・樹)と沢山遊んでいた。北斗がトイレに行って帰ってきたときに話していた時の話を聞いてしまってから気まずくなってしまった。その時の話。
北斗「僕トイレ行ってくる!」
大我「いってらっしゃ~い」
大我「お母さんから聞いた話なんだけどさ、本当は樹だけが産まれる予定だったらしいよ」
優吾「その話ししたらダメだって」
樹「それなら知ってる」
優吾「何で?」
樹「だって、お母さんから聞いた。詳しく教えて」
大我「お腹の中にいるのは樹だけだったの、でもね急にねお母さんがお腹痛いって言って病院に行って北斗もいるって言われて」
優吾「で、すぐ出産したから」
北斗「そうだったんだ。でもそれで大我が急に言うのはおかしい。なんだか気まずいんだけど」
北斗「樹!」
樹「何!?」
北斗「寝に行こう」
樹「眠くないし」
北斗「いいじゃん」
樹「おやすみ」
北斗「おやすみ」
優吾「おやすみ」
大我「おやすみ」
朝
優吾「北斗が全然起きてこない!」
樹「起こしたけど起きないって拗ねるから」
優吾「大我起こしてきて」
大我「何で僕なの?」
樹「誰が起こしても起きてこないんだもん」
大我「じゃあお母さんに言ってよ」
樹「お母さんはジェシーを産むために病院にいるの!」
大我「じゃあ連絡すれば」
樹「だから!」
2階まで聞こえてるから北斗は起きてるから丸聞こえ
北斗「やっぱり。大我が最近僕に冷たい」
優吾「北斗?起きてるなら出ておいで」
北斗「また来た」
北斗「嫌だ」
優吾「もう開けるから!」
北斗「開けれるなら開けてご覧」
鍵がかかってるから開けられない
優吾「もう、ご飯廊下に置いとくよ!」
北斗「うん」
北斗は優吾がいなくなってからご飯を取って食べて廊下においての繰り返し
樹「やっぱりおかしい。お母さんに連絡しようよ」
優吾「だね」
プルプル
お母さん「もしもし?」
優吾「もしもしお母さん」
お母さん「どうしたの?北斗?」
優吾「僕は北斗じゃないんだけど。北斗の話」
お母さん「あ。ごめんごめん。で北斗がどうしたの?」
優吾「なんか今日部屋から出てこないんだよ」
お母さん「樹一緒の部屋でしょ」
優吾「樹がなにかしても出てこないんだよ」
お母さん「おかしいな。今日はそのまま様子見といて明日のウチ一回でも出てきたら連絡して」
優吾「わかった」
次の日
優吾はハラハラしてた。北斗が出てきてくれるのかが心配だから。
樹「おはよ」
優吾「おはよ」
樹「今日大我いる?」
優吾「いないけど?」
樹「じゃあ北斗呼んでくる」
樹「北斗!今日大我いないって」
北斗「わかった」
優吾「おはよ」
北斗「おはよ」
お母さん「もしもし?」
優吾「もしもしお母さん」
お母さん「北斗出てきた?」
優吾「うん」
お母さん「良かった」
優吾「じゃあね」
優吾「昨日なんで出てこなかったの?」
北斗「最近さ大我お兄ちゃんが僕に冷たいの知ってる?」
樹「確かに冷たいね」
北斗「昨日の、樹と大我お兄ちゃんの喧嘩聞こえてた。あとトイレから帰ってきたときに話してた話も聞いた。大我お兄ちゃんからしてるのがわかってる」