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6 - エイプリルフールの囁き(ホラー)

♥

25

2025年04月01日

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はいどうも莉月です!!








今日はエイプリルフールということでエイプリルフールネタやろうと思ったんですけど、普通にやっても面白くないんでホラー要素加えました((((










それでは、どうぞ(^ω^)_凵

あ、ライブについての投稿更新してるんで良かったら見てください( ˊᵕˋ*)








エイプリルフール × ホラーです


全員出てきます

年齢操作有



ホラー要素あり




地雷の方🔙






















パクリ❌

アンチ❌




























「エイプリルフールの夜に嘘をつくと、本当になるって知ってる?」


大学のサークル仲間で集まったその夜、ほとけがそんな話を持ち出した。メンバーは彼を含めた5人。怖い話などが好きなりうら、おっとりした初兎、怖がりな悠佑、そして無口なIf。


「そんなのデマだろ?」  りうらが笑いながら言うと、ほとけは不敵に微笑んだ。 「じゃあ、試してみる?」


興味本位で始まった“嘘ゲーム”だった。ルールは簡単。順番に嘘をつき、その嘘が本当になったら負け。罰ゲームは怖い話を一人で録音してみんなに送ること。


「じゃあまずは、りうらから」

りうらはにやりと笑い、口を開く。



「実は俺、幽霊が見えるんだよ」



皆がくすくす笑う中、ほとけが続けた。



「僕の家の鏡、時々知らない人が映るんだ」



悠佑は震えながら言う。



「俺ん家の押し入れ、夜になると開くんよ……」



初兎はわざとらしく怖がるふりをしてから言った。



「俺の影、たまに遅れて動くんよなぁ」



Ifは少し考え込んでから、ぽつりと呟いた。



「……今、この部屋に俺たち以外の誰かがいる」



一瞬、空気が張り詰めた。


「……怖えって、それ」  悠佑が震え声で言い、皆も薄ら寒さを感じた。


その後も笑いながら話していたが、次第に違和感が広がり始める。


「……ねぇ、これ何?」


りうらがスマホを取り出し、顔を青ざめた。  画面には、たった今録音された音声データが表示されていた。


『私の影、時々遅れて動くんだよね』


『……今、この部屋に俺たち以外の誰かがいる』


確かに先ほどの会話だった。だが、最後に知らない声が混ざっていた。





『ずっと見てたよ。』





部屋の空気が凍りつく。誰もそんな言葉を発していない。


「誰かのイタズラとちゃうん?」  初兎が不安げに言うが、皆の顔は引きつっていた。


その時、Ifがスマホをじっと見つめたまま、ぽつりと言った。


「俺……これ、言った覚えないで」


その瞬間、電気が一瞬チラつき、部屋の窓がガタガタと音を立てた。誰も動けない。


沈黙を破ったのは、ほとけだった。


「……ねえ、鏡、見ていい?」


誰も答えられなかった。だが、彼はスマホのカメラを起動し、自撮りモードにして自分を映した。


そこには、六人目がいた。


ほとけの背後で、不気味な笑みを浮かべる桃色の髪をした同い年くらいの男の子。


その瞬間、電気が完全に消えた。真っ暗な中、微かに聞こえる声がした。



『次は、誰の番?w』




1335文字


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