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はいどうも莉月です!!
今日はエイプリルフールということでエイプリルフールネタやろうと思ったんですけど、普通にやっても面白くないんでホラー要素加えました((((
それでは、どうぞ(^ω^)_凵
あ、ライブについての投稿更新してるんで良かったら見てください( ˊᵕˋ*)
エイプリルフール × ホラーです
全員出てきます
年齢操作有
Rなし
ホラー要素あり
地雷の方🔙
パクリ❌
アンチ❌
「エイプリルフールの夜に嘘をつくと、本当になるって知ってる?」
大学のサークル仲間で集まったその夜、ほとけがそんな話を持ち出した。メンバーは彼を含めた5人。怖い話などが好きなりうら、おっとりした初兎、怖がりな悠佑、そして無口なIf。
「そんなのデマだろ?」 りうらが笑いながら言うと、ほとけは不敵に微笑んだ。 「じゃあ、試してみる?」
興味本位で始まった“嘘ゲーム”だった。ルールは簡単。順番に嘘をつき、その嘘が本当になったら負け。罰ゲームは怖い話を一人で録音してみんなに送ること。
「じゃあまずは、りうらから」
りうらはにやりと笑い、口を開く。
「実は俺、幽霊が見えるんだよ」
皆がくすくす笑う中、ほとけが続けた。
「僕の家の鏡、時々知らない人が映るんだ」
悠佑は震えながら言う。
「俺ん家の押し入れ、夜になると開くんよ……」
初兎はわざとらしく怖がるふりをしてから言った。
「俺の影、たまに遅れて動くんよなぁ」
Ifは少し考え込んでから、ぽつりと呟いた。
「……今、この部屋に俺たち以外の誰かがいる」
一瞬、空気が張り詰めた。
「……怖えって、それ」 悠佑が震え声で言い、皆も薄ら寒さを感じた。
その後も笑いながら話していたが、次第に違和感が広がり始める。
「……ねぇ、これ何?」
りうらがスマホを取り出し、顔を青ざめた。 画面には、たった今録音された音声データが表示されていた。
『私の影、時々遅れて動くんだよね』
『……今、この部屋に俺たち以外の誰かがいる』
確かに先ほどの会話だった。だが、最後に知らない声が混ざっていた。
『ずっと見てたよ。』
部屋の空気が凍りつく。誰もそんな言葉を発していない。
「誰かのイタズラとちゃうん?」 初兎が不安げに言うが、皆の顔は引きつっていた。
その時、Ifがスマホをじっと見つめたまま、ぽつりと言った。
「俺……これ、言った覚えないで」
その瞬間、電気が一瞬チラつき、部屋の窓がガタガタと音を立てた。誰も動けない。
沈黙を破ったのは、ほとけだった。
「……ねえ、鏡、見ていい?」
誰も答えられなかった。だが、彼はスマホのカメラを起動し、自撮りモードにして自分を映した。
そこには、六人目がいた。
ほとけの背後で、不気味な笑みを浮かべる桃色の髪をした同い年くらいの男の子。
その瞬間、電気が完全に消えた。真っ暗な中、微かに聞こえる声がした。
『次は、誰の番?w』
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