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マフィアパロ【やまゆた(ゆた愛され)】
~ 設定 ~
やまと❤️→ボス(頭を使うことが得意)ゆうたに執着心がある。
ゆうた💚→No.2(皆から姫扱いされている)やまとのもの。何でもできるオールラウンダーだが特に狙撃が得意。
ひゅうが💜→No.3(主にゆうたの面倒を見る。こちらもオールラウンダーだが特攻が得意)
ゆうま💙→No.4(1人で自由に動くサイコパスキャラ。上3人の命令には従う。ゆうたのことは女の子として扱っている。)
あむぎり🧡→No.5(パソコンが強い。すぐに情報を取り入れ共有し、相手のデータを盗むことが出来る。ゆうたと唯一友達として接することが出来る)
組織内最強ランキング
1.初期メンコンビ❤️💚
2.極悪コンビ💜❤️
3.伝説コンビ💜💚
暗闇に包まれた倉庫。かすかな蛍光灯の光が、床に倒れた男たちの影を浮かび上がらせていた。
💜 「……片付いたな」
ひゅうがが無造作に銃を回しながら、肩を鳴らす。
派手に暴れたせいでスーツが破れ、袖口から血が滲んでいたが、彼は気にする様子もない。
🧡「はーい、データいただきましたっと」
奥でノートパソコンをカタカタと打っていたあむぎりが、USBを抜きながら立ち上がる。
その手には敵の組織の資金流れを記録したファイルが握られていた。
💜「早く戻ろうぜ。ボスが待ってる」
ひゅうががそう言いながら、ふと横を見る。
そこには、まだスコープを覗いたまま動かないゆうたの姿があった。
💜「……ゆうた?」
呼びかけると、ゆうたはゆっくりとライフルを下ろし、ため息をついた。
💚「……やまとに、報告しないとね」
彼の声はどこか機械的だった。
先ほどまでの戦闘の中で、彼が撃ち抜いた標的は5人。すべて一発で頭を撃ち抜かれていた。
彼はただの”姫”ではない。
誰よりも正確に、誰よりも冷酷に”仕事”をこなすNo.2だった。
💙「ほら、お姫様。疲れたでしょ?」
不意にゆうまが近づき、ゆうたの頬を軽く撫でる。ふざけているのか、本気なのか分からない笑みを浮かべながら。
💚「触るな、バカ」
ゆうたが冷たく睨むと、ゆうまはくすくすと笑いながら手を引っ込めた。
💙「おー、怖い怖い。でも、そんな顔もかわいいよ」
💜「いい加減にしろよ、ゆうま」
ひゅうががため息混じりに割って入り、ゆうたの肩をぽんと叩く。
💜「帰るぞ。ボスが待ってる」
❤️「ご苦労だったな」
やまとはデスクに腰掛けたまま、ゆうたたちを迎えた。
彼の前にはすでに報告書が揃えられており、あむぎりがまとめたデータも転送済みだった。
❤️「で、怪我は?」
🧡「俺は平気だけど、ひゅうがの服が破れた」
❤️「お前は?」
💚「ん?」
❤️「ゆうた、お前は」
やまとの鋭い視線がゆうたを射抜いた。
まるでわずかな異変も見逃さないというような目だった。
💚「……別に、問題ない」
❤️「そうか」
それだけ言うと、やまとはゆうたの腕を引き、膝の上に座らせた。
💚「おい、やまと……」
❤️「お前は俺のものだ。無理してるなら言え」
静かだが、絶対的な圧力を持つ声。その声に逆らえる者は、組織内にはいない。
💚「……無理なんかしてない」
❤️「ならいい」
満足したように、やまとはゆうたの髪を優しく撫でる。
その光景を見ながら、ひゅうがは
💜「相変わらず重いな」と苦笑し、
あむぎりは
🧡「まあ、いつものことだね」と肩をすくめた。
一方、ゆうまは面白そうにその様子を眺めながら、ナイフを弄んでいた。
💙「ねぇボス、俺もゆうたのこと撫でたいんだけど?」
❤️「殺すぞ」
その言葉が響いた瞬間、室内の空気が一気に冷えた。
ゆうまは笑いながら両手を挙げる。
💙「冗談だよ、冗談。怖いなぁ、ボス」
💜「お前の冗談は笑えないんだよ」
ひゅうががため息をつくが、やまとはゆうたを膝に乗せたまま動かない。
この組織の頂点は、やまと。
だが、その心臓はゆうた。
そして、その周囲を囲むのは、誰もが狂気を孕んだ男たちだった——。
続く 〉〉〉