テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
94
夜。
静かな住宅街を、六人の少年たちが歩いていた。
赤
「今日めっちゃ疲れた〜!」
青
「お前ずっと騒いどったやろ。」
そんな会話をしていた時だった。
りうらがふと、屋根の上を指さす。
赤
「……ねぇ、あれ何?」
全員が視線を向ける。
そこには、黒い影。
青
「猫ちゃう?」
黒
「いや……猫にしては大きくないか?」
次の瞬間。
その影が静かに動いた。
屋根の上から――
一人の少女が降りてくる。
黒い忍装束。
静かな足音。
青
「……誰や。」
少女は一瞬だけ周囲を見渡した。
そして短く言った。
🐾
「……忍者。」
全員が固まる。
青
「忍者!?!?」
――少し前。
任務中だった。
黒月の忍と戦っていた最中、
敵の忍術が発動する。
視界が歪む。
重力が消える感覚。
そして――
気づいた時には、地面に着地していた。
🐾
「……ここ、どこ。」
見上げる空。
見たことのない建物。
知らない景色。
まず確認するのは相棒。
🐾
「ツナ。」
「にゃ。」
無事を確認して、小さく息をつく。
その時。
🐾
「誰!?」
声がした。
振り向くと、そこには六人の少年。
知らない服装。
知らない雰囲気。
青
「お前誰や。」
🐾
「……忍者。」
青
「いや絶対怪しいやろ!」
その瞬間。
菜猫の目が鋭くなる。
🐾
「……後ろ。」
少年たちが振り向く。
そこにいたのは――
黒月の忍。
菜猫はすぐにクナイを構えた。
🐾
「下がって。」
戦闘態勢に瞬時に入る。
しかし次の瞬間。
屋根の上から影が落ちる。
ドン。
🐼
「……菜猫。」
🦅
「無事か。」
🐾
「月翔、隼。」
同期の二人が合流する。
三人の忍者。
黒月の忍は舌打ちした。
「チッ……」
煙玉が投げられる。
白い煙。
そして敵の気配は消えた。
沈黙。
青
「……いや待て。」
「忍者って何!?」
煙が消える。
🦅
「……逃げたか。」
🐼
「黒月……。」
菜猫はクナイを下ろした。
その様子を、六人の少年たちは呆然と見ている。
青
「説明してもらおか?」
桃
「まろ、ちょっと落ち着いて。」
青
「落ち着けるか!!」
紫
「ほんとに忍者なん!?」
水
「怖い怖い怖い!」
黒
「とりあえず話聞こうや。」
月翔が一歩前に出る。
🐼
「うちは月翔。」
「忍者。」
🦅
「私は隼。」
「同じ里の忍だ。」
🐾
「……菜猫。」
桃が小さく笑う。
桃
「俺たちも自己紹介するね。」
「俺は桃。」
青
「青。」
赤
「赤!」
紫
「紫や!」
水
「水です!」
黒
「黒や。」
少しの沈黙。
隼が静かに言う。
🦅
「問題がある。」
青
「まだあるん!?」
🦅
「私たちは、この世界の人間ではない。」
🐼
「さっきの忍術で飛ばされた。」
🐾
「……帰れない。」
桃は少し考えた。
そして言った。
桃
「じゃあさ。」
「うち来る?」
全員が固まる。
青
「は???」
赤
「え!?」
桃
「俺たちシェアハウスしてるんだけど、空き部屋あるんだよね。」
青
「いや忍者やで!?」
桃
「困ってるんでしょ?」
菜猫は少しだけ目を瞬かせる。
🐼
「うち、別にいい。」
🦅
「問題ないだろう。」
青
「決断早すぎん!?」
菜猫は小さく頷いた。
🐾
「……よろしく。」
「にゃ。」
こうして――
忍者三人と、六人の少年たちの
少し変わった共同生活が
始まることになった。
自己紹介の時間でーす⤵︎ ︎
名前:菜猫
忍名:小夏
動物:猫のツナ
名前:yua
忍名:月翔
動物:パンダのミル
ヘッドホンは水から貰ったもの
名前:楓
忍名:隼
動物:鷹のアヤネ
見た目は男っぽい女の子
コメント
1件
おぉ!早速続きだしましたねぇ〜 うちも出てきてうれしぃぃぃ笑