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【第2話 一つ屋根の下で】
🎲のシェアハウス。
昨日の騒動のあと、三人の忍者はこの家に泊まることになった。
リビングでは全員が集まっていた。
菜猫
「……あのさ。」
月翔
「?」
菜猫
「前から言おうと思ってたんだけど。」
隼
「なんだ。」
菜猫
「外でずっと本名で呼ぶの、やめようよ。」
一瞬、空気が止まる。
月翔
「あ。」
隼
「……すまん。」
そのやり取りに、六人の少年たちが首をかしげる。
赤
「え?」
水
「本名?」
青
「どういうこと?」
黒
「月翔と隼って名前ちゃうん?」
隼は静かに答えた。
隼
「いや。」
「忍名だ。」
全員
「えぇ!?」
月翔
「忍者は任務の時、本名はあまり使わない。」
菜猫
「だから外で呼ぶ時は忍名。」
赤
「じゃあ菜猫も忍名なの?」
菜猫は少しだけ視線を逸らした。
菜猫
「……本名。」
全員
「本名!?」
隼
「正確には違う。」
「小夏。これが忍名だ。」
桃
「小夏?」
月翔
「任務の時はそう呼ぶ。」
青
「ややこし!!」
菜猫
「……慣れて。」
ツナ
「にゃ。」
その時だった。
赤がツナを見ながら言う。
赤
「そういえばさ。」
「その猫は?」
菜猫
「ツナ。」
ツナ
「にゃ。」
水
「かわいい……!」
次の瞬間。
ソファの後ろから、もふっと白黒の生き物が顔を出した。
水
「え?」
赤
「え?」
青
「え?」
全員
「パンダ!?」
月翔
「ミル。」
ミル
「もふ。」
黒
「なんでパンダおんねん!?」
月翔
「相棒。」
青
「忍者ってパンダ連れ歩くもんなん!?」
その時。
窓の外から影が降りてくる。
バサッ。
テーブルに降り立ったのは――
一羽のタカ。
水
「うわぁ!?」
赤
「鳥!?」
隼
「アヤネ。」
タカは静かに羽を畳んだ。
黒
「ちょっと待って。」
「動物多ない?」
菜猫
「普通。」
月翔
「普通。」
隼
「普通だろう。」
青
「普通ちゃう!!」
リビングが一気に騒がしくなる。
そんな様子を見ながら、桃は小さく笑った。
桃
「にぎやかになりそうだね。」
ツナは黒猫です
ミルは肩に乗るサイズです
コメント
1件
たしかによく考えたら忍者かパンダと一緒にいんのおかしいな笑
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