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アリス:あら、まだいたの?
ペーター:えっ!? は、はい……。アリス様もなかなか意地悪ですね。僕を置いていくなんてひどいじゃないですか。せっかく来たんですから、少しくらい相手をして下さいよぉ。
アリス:仕方ないわねー。じゃぁ、あなたも一緒に来てくれる?
ペーター:もちろんです! 行きますとも!!
帽子屋(以下帽):チェシャ猫。お前もお茶会に行くのか?
チェシャ猫:ふぅん、珍しいねぇ。あんたがそんなことを言うなんて。いつもは「俺は行かない」って言うくせに。
帽:たまにはそういう気分になることもある。それに……どうせ暇なんだろう?
チェシャ猫:確かにそうだね~。退屈なのは嫌いだからね。よし、行ってみようかな♪ 帽子屋、ニヤリとする。
帽:ところで、チェシャ猫。一つ聞きたいことがあるんだが….
ペーター:こんにちはアリス!今日も可愛いね♪僕と結婚してよ!!
アリス:いやーん、もうっ!ペーターったらぁ~☆
ペーター:ところでアリス、最近鏡を見たかい?
アリス:えぇ!?そんなに見ないけどぉ~?どうして?
ペーター:だってほら、君の瞳ってばこんなに大きくてキラキラしてるもの。きっと素敵な宝石になるに違いないよ!!!
アリス:えぇ~?やだわぁ~☆でもペーターったら褒め上手ぅ~!!あたしも自分の目が大好きよ!!
ペーター:本当に?嬉しいなぁ~じゃあさ、ちょっと見せてくれないかな?君の瞳。
アリス:え?見せるだけでいいの?
ペーター:うん。僕の宝物にするからさ。お願いできる?
アリス:もちろんOKよん♡
(と言いつつ目を瞑り顔を近づけていくアリス)
ペーター:ありがと、アリス……チュッvV
アリス:ひゃあっ!ち、ちょっ、待っ、テペェエエーターァアアー!!!
(←悲鳴をあげて逃げ出す)
***
アリスが去った後、そこには満足そうな表情を浮かべたペーターだけが残っていた。
ペーター:フフン♪アリスの瞳は甘い蜜の味がしたよ……甘美なる至福の時間だった。ああ、もっと欲しいなぁ。今度はどこにしよう?