ん……
身動き取りずらいなぁと思い、めをあけると、見慣れた首筋。
抱きしめられたまま…
そっと、腕をうごかして、寝返りを打とうとしたら
照「……ん?どっかいくの?」
○○「んん。」
腕がゆるんだすきに、私は照に背を向けた。
すると、また、ぎゅっと抱きしめられた。
腕を重ねる。
照「……○○?」
○○「ん?」
照の方をそっと向くと、そっとキスされ……そのまま照でいっぱいに。
○○「……っ!……あっ///…っやぁ♡」
思わず自分の口から漏れる声に恥ずかしくなり、口を塞ぐ。
照「…もっと聴かせて?」
そう言って、簡単に手は掴まれた。
何度も襲う快感に、次第に溺れていく……
……朝。
窓からさす、太陽の光で目が覚めた。
隣にいたはずの照の姿はなくて。
あれっと思って、起き上がろうとしたら、下腹部や、腰に、若干の痛みと重さを感じた……
そうだった…
あれから、もう無理っと言っても、照は全然止める事無く…私はまた途中で意識を手放したんだった……
服も乱れたまま、下着は付けてない…
○○「ったくもう///」
思い出して恥ずかしくなり、また布団を被る。
しばらくして、照が戻ってきた。サウナに入ってた様子。
顔を除きこまれ、目が合った。
照「起きてんじゃん!(笑)」
○○「…今起きたの///」
照「ふは(笑)お風呂入ってきたら?」
○○「……だって……///」
照「あ……ごめん、腰、大丈夫じゃないか(笑)」
○○「もう!///」
それから、照にマッサージして貰ってだいぶ軽くなり、お風呂を堪能し、上がった。
荷物をまとめ、帰る準備をする。
フロントに、鍵を渡しにいくと、シゲさんがいた。
照「ありがと!いい休日になったよ!」
シゲ「そっか!なら良かった!また来てよ、お2人で」
照「もちろん!今度はちゃんと予約する」
シゲ「ん。お待ちしております!」
お会計をしようとしたら、お代は要らないといわれ、それはあんまりだと、いうと
シゲ「来た時より、2人の表情が明るく、幸せそうにしてるから。それだけで充分。なんか訳ありそうだったけど、解決したみたいだし。なにより、そんな照の表情、久しぶりにみれたからさ。○○さん、これからも色々あると思うけど、照のそばに居て支えたげて? 」
○○「……はい///」
なんだか恥ずかしかったけど、私でいいなら、傍にいたい、そう思った。
シゲ「あ、でも、照、凄い嫉妬深いから、きをつけてね?(笑)」
照「いいよ、そんなこと言わなくて!(笑)」
○○「きをつけます(笑)」
お礼を伝え、旅館を後にした。
途中で、ご飯食べて、帰宅。
照「あ、洗濯…一緒にしちゃう?」
○○「あ、うん…」
洗濯物を洗濯機にいれて、乾燥まで。
荷物も整理し、何気にテーブルの上にある、スマホを手に取った。
電源をいれた。
そして、連絡欄のところから、必要な連絡先だけを、新しいスマホに登録する。帰りに新しいスマホを契約し、元のは解約してきた。
必要っても、親兄弟と、職場の人だけ。
そしてまた、前のスマホは、電源を落とした。
照「ね、一緒に暮らそ?ここも引越して。」
○○「え?」
照「○○の家はバレてるでしょ?」
○○「……うん。」
そんな話をしていたら、照のスマホが鳴った。
深澤くんからだった。
照がでると、私にかわってとのこと。
○○「もしもし…………えっ!?」
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