テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※小説リハビリと言うわけで
一度ガチで書いてみるから審査くれ
題名「大切な人」
メイン登場人物は
■■& □□と言っても■■は沢山おるけど…
まぁ、いわば見てからのお楽しみ
死ネタ含むよ
それでもいい方は
どうかゆっくりしていってね
ワンクッション
Side_□□*
午後2時32分、規則正しい時計の音。 読みかけの本に再び目を向ける だが先程のように集中は出来ず… 諦めて外へ散歩でもしようと思った。
□□「うわ…雨、…。」
神様がタイミングでも見計らったかのような 仕打ちに顔をしかめる
□□「まぁ…やる事も特にありませんし…」
傘を持つや否や、歩を進め行く当てもなく ただふらふらと前に進んでいった
先程とは違い、不規則に地面に落ちる雨音 紫陽花に滴る雨水はガラスのように綺麗だ。
□□「…たまには雨のお散歩もいいかもしれませんね…」
そう言って軽く微笑んだ 少し時間が経った頃、雨が強くなり始めた。
□□「それにしても…今日は人が少ないですね…雨だから…、にしては不自然ですよね。」
道路を通る車やバイク、通行人の顔はどれも ぼやけていて良く見えない。
□□「…そろそろ家に帰りましょうかね」
踵を返し、戻り始める。 だがすぐに異変に気づくであろう いくら歩いても景色が変わらないことに 複雑に道が混ざり合っていて 同じ場所と繋がっている事に…。
□□「なんなんですか…これ、…どうなって」
焦り周りを見渡すが、居るのは自分だけ。 まるでこの世界から取り残されたみたいだ
□□「…居たら、誰か返事して下さいよ…。」
時間が経てば立つほど不安が募っていく だが、この声に答えてくれる者は誰も居ない
□□「…………、……。」
今にも消え入りそうな中、何処か懐かしい 人影が横を通り過ぎた。
□□「…っ、はぁッ…~ッ…はぁ…っ」
走れどその人には追いつかない…
ただただ”自分以外の人と会いたい”という 己の気持ちに従って、息を切らしながら走り 続けた…
□□「…、?…ここって…、」
無限地帯から抜け、たどり着いた場所は 昔大切な人と出会った公園だった。
□□「…なんで、…ここに」
そう言えば、何故自分は軍の基地に
居なかたっのだろうか?
何故昔住んでいた家に居たのだろうか?
思い出せない…
頭が痛い…、立てないほどに弱り果て 遂にはしゃがみ込んでしまった。
□□「何…してるんだろ、…私。そもそも、何で外なんかに…」
記憶が少しづつ消えていく、自分が一体 何者であったのか…何故家を出たのか… 何故今ここにいるのか… どうやって立っていたのか、そして どうやって息をしていたのか。
□□「……………………………」
ここは…
□□「どこだ、…¿?」
そノ時、背後に気配ヵ”しタ。
■■「□□ッ”ッッッ!」
雨音にも掻き消されない、… 強くはっきりとした芯のある声。私は この声に聞き覚えがある…そうだ、この人は 私の大切な人。
□□「_さん…?」
名前にはノイズが入ったかように、相手には 届かず打ち消されてしまう。
■■「…帰ろう、皆のもとに”…」
そうやって 彼は私に手を差し出した。
□□「…皆って、一体…誰ですか」
すると彼はびっくりしたような顔を浮かべ 私にこう伝えた
■■「ホンマボケとるなぁ…、まぁ…戻れば思い出せるやろ…」
□□「そっ…そう、ですか……。」
少しの沈黙後、彼は急に昔話へと 話を咲かせた…。
■■「覚えとる?俺がここでアイス食べとったら、□□さんがいきなり胸押さえて苦しみだして…マジであん時はビビったんやからな!?」
実の覚えのない話、だけど… 不思議とそうなんだと思えてくる。
■■「その後も一緒に訓練したり任務受けたりご飯食べたり…。なんやかんや歴長いよなぁ~俺等って…」
懐かしそうとも、悲しそうとも取れる表情で 淡々と話し掛けてくる。その後、… 彼は私に近寄って、1言。
■■「だからさ、消えてほしくないねん。」
□□「…へ?」
■■「こっちの話、…でもさぁ…□□さんは俺にとっての…『大切な人』やからさぁ…」
薄っすらと笑いを浮かべる彼の目には 涙が溜まっていた。
■■「…なぁ、約束して?」
□□「はい?」
■■「絶対俺に卑怯者とか言わんといてな?フリとかちゃうで?」
□□「はっ、…はぁ……?」
■■「あと最後に1つ!」
□□「…?」
■■「お前と居れた数年間、めっちゃ楽しかったで!」
満面の笑みで、抱き着かれながら そう伝えられた。
□□「待ってッ」
思い出した
■■「…………じゃあな」
この人は『私の大切な』…ッ
■■「─────。!…w」
そう言って、私を残して消えていった。 声が聞こえる_
□□「…………ッ、……?」
■■「…ふぁッ?目が覚めたんか□□ッ!」焦
■■「マジやんけッ!?!?」驚
■■「□□!?!?ちょぉ、■■!呼べ! 」焦
口々に言う彼らは懐かしく見えた、… そして1つ、確認をするように
□□「…………………………」深呼吸
em「大先生…に、knさん?…それに…tnさんも…どうしたんですか…一体」
ut「…それは、お前が戦争で死にかけて…ッ」
em「そう…でしたか…、ところでzmさんは?…」
tn「っ”、………」
いくら問いかけても目を逸らされるばかり そんな中、口を開いてくれたのは彼だった。
kn「zmは、……っ…」
kn「…~ッ、…お前の中に居るよ…。」
そう言いながら、私の胸を軽く押さえ 下を向く。あぁ…約束とは こう言う事ですか…ホント、ずるいですよ…
em「最後に、言いたかったなぁ”…」
叶わない願いに縋りながら今日も歩く またいつかの雨の日に… 貴方に出会える事を願って。
終わり_🖊️
裏話time⏳️と洒落込もうか
まず最初「規則正しい時計の音」ここは
正常な心電図を表しています
そしてもう分かるよね
「不規則に地面に落ちる雨音」ここは
心電図の異常を表しています
途中、散歩道に居たのは同じ様に生と死の
間で彷徨っている亡霊達
だが気づけばemは死の方に傾き1人と
なっていた
「同じ場所とつながっている」
記憶が混濁し始めいよいよ正常じゃ無くなる
いわゆる走馬灯らしき物を彷徨っている
「懐かしい人影」
zmさんの事です、ここが伏線で
昔話でもある通りemは病弱で弱かった
そんなemが被弾して血も足りないとなると
ドナー無しでは生きられないとsn神に
告げられてしまう
だから適合者のzmがemに心臓をあげて
自分は死ぬことを選んだ
zmが結んだ「約束」とは
恨んでほしくないのと 勝手に消えたことを
許してほしいからって感じやね
どうやった?思いつきで書いた
リハビリ小説は
楽しんでもらえたのなら幸いやわ
じゃあ次は別の物語で会おうな
アディオス!
コメント
5件
解釈一致だし、 そ〜なのかなぁ〜?って思ってたのが合ってて気分上昇ッ✩(⌒▽⌒)(?) アルちゃんってほんとに神だよね… まじラフ案件だわ(?)