テラーノベル
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🩷
「はぁ、はぁ……ッ、」
🇵🇱
「ここまで来たら多分大丈夫…ッ」
🇵🇼
「こ、怖かったぁ………」
しばらくあの場から逃げるために走り続けた。
人通りが感じられない路地までついたところで、僕らは足をとめた。
先程の出来事を思い出す。
何故、カナダは生きていたのか…スイスは攻撃してきたのか………。
スイスに関しては…今起こってる…みんながおかしくなることに関係しているのだろう。
だが、カナダに関しては理解できなかった。
確かに頭を包丁で貫かれていた。この目でしっかり見ていた。見間違いなどではないはずだ。
🇺🇸
「…ポーランド。お前、なにか知ってるのか…?」
目に光を無くしたアメリカが、ポーランドへそう問う。
その質問は僕も気になっていたことだ。
🇵🇱
「…………」
ポーランドはうつむきながらも頭を上下へ頷かせる。
🇮🇹👑
「…知ってることについて……教えてくれないかな…?」
🕊️
「…俺たち、突然のことに…まだ理解できてなくて…」
🇵🇱
「……わかった。」
余り詳しくは知らないけど、と後に続けてポーランドは言う。
僕らは頷き話を聞いた。
🇵🇱
「国の会議中…だったっけな……。突然、ナイフ持ったスペインくんが…入ってきて…。その時はポルトガルくんが庇ってくれて逃げれたんだけど……もうそこに来るときにはスペインくんはおかしくなってたんだ……。」
🇵🇼
「…中国が言ってたのと大体同じか…」
🕊️
「俺は会議に参加してないからな……驚いた。」
🩷
「ポルトガルは…大丈夫ぽよ…?」
🇵🇱
「………」
僕の質問にポーランドはまたもや俯く。
よくない質問をしてしまったんだろうか…、僕は焦りながらも「ごめん」と言う。
🇵🇱
「いや、大丈夫。…でも、ポルトガルくんは多分………。」
🇮🇹👑
「………、」
場の空気が重くなる。
ポルトガルもスペインに殺されてしまったのだろうか……。
🇵🇱
「…厄介なのがさ………。スペインくんに殺されたら…殺された国も可笑しくなるとこなんだよね…。」
🇺🇸
「……は、」
🩷
「、!!」
それは初耳だ。
そういうことなら、イギリスやスイスが可笑しくなってしまったことは理解できる。
おそらくあの2国もスペインによって殺されているのだろう…。
…だけど、カナダはどうなるのか…?
カナダはあくまでもスイスによって殺されていた気がする…。
🇵🇱
「今回のことで分かったんだけど、スペインくんによって可笑しくなった国に殺されても可笑しくなってしまうことなんだ…、」
🕊️
「うわ、…なんだそれ…」
伝染する感じなのかな…。
ポーランドが言う事なら、カナダも可笑しくなってしまったことに違和感はない。
…でも、このままでは……
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「みんな殺されちゃうぽよ…」
🇵🇼
「なんか…増え鬼みたいだね……」
🕊️
「リアル版増え鬼ってか、?」
増え鬼…。
例えるならそうなのだろうか。
でも、今の状況では、いずれ僕らも捕まってしまう。
国力的に、イギリスなどには勝てない気がする。
なんだか可笑しくなってる時の方が強い気がするし………。
🇺🇸
「…可笑しくなんねぇ方法ないのか…?」
🇵🇱
「それは…分かんない…。…でも多分、可笑しくなった国に殺されたら可笑しくなるんだから、殺されないのが一番だよね……。 」
🇮🇹👑
「誰かが殺されたら…その場から逃げないと自分も殺されちゃう…な…」
🇵🇱
「そうだね…」
🕊️
「んじゃさ、殺される前に自殺したらよくね?」
🇵🇼
「…え?」
今の状況について対処法を考えようとしていたら、鶴帝がそう案を出す。
🇮🇹👑
「自殺、…」
🕊️
「可笑しくなった国に殺されかけたら自殺したらいいだろって話だってばよ」
🇵🇱
「まぁ…確かにそれなら…可笑しくなった国に殺されたわけではないから…可笑しくならないと思うけど…」
🕊️
「自殺できないようじゃ仲間に殺してもらえばいいし。」
🇵🇼
「流石、2回戦争で崩壊した国の言うことは違うね」
🕊️
「うるせぇわ」
ちょっとふざけが混じったけど、…鶴帝の言うことは試したほうがいいかもしれない。
だけど、…そういう状況にならないのが一番だよね…。仲間殺すとか…したくはないし…。
カチャ
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「………?」
🇮🇹👑
「…どうしたの?カービィ帝ちゃん」
🩷
「…いや…一瞬カチャって聞こえて…… 」
🇵🇼
「カチャ?何処から?」
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「あっちらへ…ん………、」
🩷
「ぇ、」
僕は説明するように音の下ほうへ指を指した。
遅れて視界に入った人の姿。
見覚えある不気味な笑顔。黒い帽子。
🩷
「なんで…ここにいるぽよ……?」
スペインが銃を構えて立っていた。
6話。
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