陸
「え?、新人獄卒の面接?」
鬼灯
「はい、陸さんには面接官として私と一緒に獄卒にふさわしい人を一緒に選んで欲しいんです」
と鬼灯が言った
何故、陸が一人で地獄に来てるかと言うと環に頼まれて鬼灯に書類を届けに来て最初の会話に戻る
陸
「どうして、俺なんですか?他の鬼灯さんの知り合いの人たちの方が良いのではないのですか?」
と陸が聞くと鬼灯が言った
鬼灯
「確かにそうですが、知り合いと言っても火車さんやその他の人は用事があって無理と言う言われてしまったので」
陸
「それで、俺に?」
鬼灯
「はい、何か用事でもありますか?」
陸
「用事ですか?、、、無いですね」
陸
「良いですよ、面接官やります」
鬼灯
「ありがとうございます、では会場に向かいましょう」
陸
「はい」
そして、陸は鬼灯と会場に向かって歩きだした
面接会場
陸達が会場に着くと廊下には沢山の鬼達が椅子に座っていた
陸
「これは、、、凄い数ですね」
鬼灯
「毎年こんな感じですよ、ですが今年は人数が多いですね、サクサクと裁いていきましょう」
陸
「はい」
そして、陸達が席に着いたと同時に面接が始まった
陸
「えっーと、初めの人は、、」
鬼灯
「陸さん、来ましたよ」
と鬼灯が言うと唐瓜が入ってきた
唐瓜
「面接の方どうぞ」
と唐瓜が言うと面接者が入ってきた
面接者
「よろしくお願いします」
鬼灯
「よろしくお願いします、どうぞお掛け下さい」
面接者
「はい、失礼します!」
そして、面接が始まった
鬼灯
「では、面接を始めます」
面接者
「はい!、何でもどうぞ!」
と面接者が言うと陸が言った
陸
「えっと、ではどうして獄卒になろうと思ったのか教えて下さい」
面接者
「はい、近年獄卒が少ないと聞きなろうと思いました」
陸
「なるほど、、何処の管轄に着きたいとか希望はありますか?」
面接者
「はい、焦熱地獄です」
陸
「焦熱地獄ですか、、鬼灯さんどうですか?」
鬼灯
「焦熱地獄ですか、人手は足りてますね、、阿鼻叫喚地獄、、、は人手不足ですが、、」
と鬼灯が言うと面接者が言った
面接者
「阿鼻叫喚地獄でも大丈夫です!私は阿鼻叫喚地獄の獄卒もやって見たかったので!」
陸
「鬼灯さん、彼は採用で?」
鬼灯
「はい、採用です」
と鬼灯が採用の判を押した
陸
「えっと、では退出して下さい」
面接者
「はい、ですが質問良いですか?」
陸
「はい、どうぞ」
と言うと面接者が言った
面接者
「君は獄卒の人ですか?、まだ子供ですが、、」
陸
「え?、あぁ俺は獄卒じゃあなくて霊ですよ、今日は用事があって地獄に来ましてね」
面接者
「そうですか、ありがとうございます」
陸
「いえ」
と話して面接者は出て行った
続く
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