テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#地雷さん注意⊂( ・ω・ )⊃
ゆち
306
4,213
669
続き⬇️(長い間放置しててごめんなさい🙏)
「なっ、えぇ?!」
「やっと起きた~、もう朝だよ?」
そうか。私はあのまま気を失って、そのまま……
その、まま……
目が覚めて、瞼が開いた時に入ってきた景色は、意識を失う前の全裸の状態ではなかった。
「…なんで、服着て……」
「ん?僕が着せたの。」
「……うわ~…」
「えなにそれ…さすがに僕でも傷つくよ??」
「…はぁ~~……」
最悪だ。無理やり抱かれ、意識を失った果てに、後処理まで済んでいた。
(変なところでスパダリなんですから…)
「……まあ、ありがとうございます。」
「……ん。いいよ別に。」
沈黙が落ちる。
「…ねぇ、」
「なんですか…」
「怒ってる?」
「はい、?」
「……昨日、酔ってたからあんまり記憶なくて…朝起きたらイギリスが全裸で死んだように寝てて…」
「……」
初めてを奪い、奪われた
「怒ってないといえば…嘘になります。」
「……そっか、ごめん、責任はとるよ。今日はなんでも言うこと聞いてあげる。」
「……なんでも、ですか、」
「うん、そのくらいさせてくれよ。」
「……じゃあ、今日の夜、一緒に行きたいところがあるんですが、来てくれますか、?」
「行きたいところ?」
「はい、」
「わかった、他にはなんかある…?」
フランスは心底不思議そうな顔をしながらも、罪悪感に蝕まれた心が思考を鈍くする。
「……今日は、私もワインを飲もうかなと、お付き合いしてくださいますか?」
フランスは目を見開いて言葉を失っていた。
「……君が、?お酒飲むんだ…」
「……私だってたまには飲みますよ。」
「そう……」
なんだって飲めないと勘違いされていたんだろう。まあ、フランスの前でだけは飲まないようにしていたから。彼の前でだけは……飲まないよう言われていたから。
あの夜からさほど時間も経っていない。 未だにヒリヒリと痛みを持つ腰に、彼にされたことがまるで離さないとでも言うように鮮明に記憶を引き出してくる。
昨夜の彼にはいつもとは違う影が滲んでいた。まるで……彼のため…国のために亡くなった兵士の想い、とでも言うものだろうか。
国の化身と言うものは国民の思いによって体調管理が成されている部分がある。特に精神面は、国としての思想にとても深く関わっている。
彼はきっと、”彼自身”が影を自ら背負おうとしている。
彼はあれでいて責任感が強く、アメリカとの独立戦争の時にも私と敵対してまでアメリカという幼い存在に全てを賭けていた。
私は……そんな彼にその時「好意」、というものを抱いてしまったのだと思う。
たとえ敵対してまでアメリカを支援していても、私は彼の、責任感ある背中に救われていたのだろう。
そうして膨らんだ思いが、ようやく彼にぶつけることができる。
なんかよくわかんなくなってきたので一旦切りますね……()
コメント
5件
こんにちは

おっと???おっと???あらまぁ好きなカプですわねもうおっともうわぉ好き
うわ……第4話、重くて繊細で、でも不思議と温かさが残る回でしたね。気絶したあとの後処理まで済ませてしまうフランスの“スパダリ”っぷりにイギリスが戸惑うところ、そのあとに続く「なんでも言うこと聞く」という申し出……罪悪感から出たとはいえ、真面目なんだなあ。 それでいてイギリスが「ワインを飲む」と言い出すラスト。これまで彼の前だけは飲まないようにしていたのに、あえてそれを破る――その決意に、昔から抱えてきた想いをぶつける覚悟が滲んでいて、すごく胸に来ました。国の化身としての構造(国民の想いで精神が左右される)をさらっと挟んでくるのも、この作品の設定好きとしてはたまらないですね。 続き、気になります……!