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次の日、無二はルームサービスを注文して小湊が運んでくると
「小湊さんも食事どうですか」
断られると思ったがあっさり
「いいよ」
無二は心の中でやったと叫んだ
半グレが見張りしなくなったので二人きりになった
小湊が無二のそばで食事をとった。
食事中、小湊のほうをみると小湊は無二のほうを見ていて無二は目をそらすが、しばらくして小湊を見るとまた小湊が無二を見ていた
「ふふっ」
小湊が笑った
無二は赤くなった
城ケ崎が入ってきた
「ここで食事をとっているのか、小湊。昨日は半グレ2人をほふったな、無二のために。無二は俺の女だぞ?」
「えっ」
無二は勝手に城ケ崎の女扱いされて呆然とした
「それはごめんね。城ケ崎さんの女に手を出すつもりはないんだよ。ただ、半グレの見張りがいなくなったから僕がかわりに見てようかなって」
「かわりの見張りならいくらでもいる。なんだ、無二の超能力はハニートラップも入ってるのか?」
「別に僕は無二ちゃんのこと、何とも思ってないけど」
城ケ崎は無二と小湊とこのホテルのジムに行くことにした。
どういう身体能力をしてるか見るためでもあった。
「たまには運動をしないとな」城ケ崎
無二は運動用の服を借りてジムに入った
城ケ崎と小湊が待っていた
服に筋肉が浮かび上がっている
「ストレッチから始めようか」
城ケ崎がマットの上にのって、背を思い切り反らしたあと立ち上がった
小湊もアキレス腱をのばしている
見ているだけの無二に城ケ崎が
「まずは開脚やってみろ」
無二は両手をマットの上にのせて開脚を120どくらいした
「そんなに出来ないのだな」
城ケ崎に電話がなって仕事で行かなければならなくなった
それで小湊と二人きりになった
「無二、開脚できないんだ?手伝うよ」
小湊が無二の背中がわに密着するように座った
(えっ、そんなにくっついたら…)
無二はドキドキした
小湊は無二の背中に自分の体をあずけるように押した
「むううううっ」
かなりきつかった
「もうやめる?」
「まだ…」
「ふふ、頑張るね」
おわると
「次は腹筋しようか」
無二は仰向けになると無二のふとももに座り込む小湊
無二が起き上がると小湊と顔が近くなるからドキドキがとまらない
小湊がカウントしてくれる
その優しい声に小湊の子守唄を思い出した
「子守唄うまいんですね。他の歌もうまかったりしますか」
「きいてたんだ」
にやにやする小湊
「昔、ママが歌ってたんだ。歌も今時じゃないけど古いのは歌えるよ」
「きいてみたいです」
小湊は微笑していたが、ハッとしたように
「君はそうやって僕をたぶらかしてここからでていこうとするんだろう?君は城ケ崎さんの女になったんだからダメだよ」
「私にそんな覚えありません!私は小湊さんのほうが…」
「僕のこと、変に意識しないでくれる?城ケ崎さんに誤解されたら困るんだ。君はずっとここに住むんだ」
「小湊さんっ」
小湊が出ていった
超能力者でさらわれたら困るから外に出さないつもりだろうか
庭には出れるが外に出たいなと思った
そして小湊とデートしたいと思った