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~・~ knnkと別れた後 ~・~


シャークん「…どうしよっか?」


きりやん「うーん…まさか皆いなくなるなんてねぇ」

「俺らは2人でゲームする?」


シャークん「…あ、ゲーセン行っても良い?クレーンゲームやってみたい」


きりやん「うん、良いよ」




~ ゲームセンター ~


きりやん「でもなんで急に?」


シャークん「最近サメのぬいぐるみが追加されたみたいでさ、気になってた」


きりやん「なるほどね、サメ好きだもんね」


シャークん「かっこいいから」

「あ、あった!…けど」



目線の先にはサメのぬいぐるみが入ったクレーンゲームがあるが、その近くで店員にクレームを言っている客がいた



男「おい、どういう事だよ!?これ壊れてんじゃねーの?」


店員「い、いえ…確認しましたが問題はありませんでした…」


男「俺が取れないわけねーだろ!アームわざと弱くしてるだろ!金返せよ!!」


店員「そ、そういうわけには…」



シャークん「…あいつが下手なだけじゃん」


きりやん「…」



俺はただその様子を傍観していたが、きりやんが無言でその2人に近づいていった



シャークん「え!?きりや…」


きりやん「おっさんさぁ、何機械のせいにしてんだよ。どう考えてもおっさんが下手くそなだけじゃん」


男「あ”ぁ!?なめてんのかガキが!」


きりやん「いい歳した大人が恥ずかしい。俺が取れたら店員さんに謝れよ」



そう言いきりやんがクレーンゲームを操作すると、サメのぬいぐるみが一発で取れた



きりやん「ゲット」


男「はぁ!?おかしいだろ!」


きりやん「何もおかしくねーよ。おっさんが下手なだけだって言ってるじゃん」

「約束通り謝ってよ」


男「ッッ…クソッ!」



男は逃げるように走り去ってしまった



きりやん「あ!…はぁ、ごめんなさい店員さん。逃げられた」


店員「い、いえ!むしろありがとうございます、助かりました!」


「お礼と言ってはなんですが、クレーンゲームを10回無料で遊んでいただいて構いません」


きりやん「え!?良いんですか? 」


店員「もちろんです!助けていただきありがとうございました!」



店員が立ち去ると、笑顔のきりやんがこっちに走ってきた



きりやん「シャークん!良いもの貰えた!」


シャークん「うん、良かったな」


きりやん「一緒にやろーぜ!5回ずつかな?」


シャークん「え、きりやんが貰ったんだから全部使っていいよ」


きりやん「ううん、シャークんにもやって欲しい」


シャークん「…そぉ?…ありがとう」



大人しく受け取るときりやんが嬉しそうにしてくれた


…なんで俺なんかのために?





その後は2人でクレーンゲームを楽しんだ


俺もサメのぬいぐるみを取ることができ、きりやんは他にも色々な物を取っていた



きりやん「楽しかったー!」


シャークん「お前すごいなw」


きりやん「才能あるのかも」


シャークん「また遊びたいね」


きりやん「…ねぇ、シャークん」


シャークん「ん?」


きりやん「今度2人で水族館に行かない?」


シャークん「…は?」

「皆で行かないの?」


きりやん「あ、えーっと…シャークんが嫌なら大丈夫なんだけど…2人で行きたいなーって」


シャークん「俺と2人だと楽しくないと思うよ」


きりやん「そんなこと無い!今日すっごく楽しかった!」



きりやんがあまりに大声で言うもんだから少しおかしくなって笑ってしまった


それにつられるように、恥ずかしそうにきりやんも笑った



シャークん「うん、良いよ。水族館行こう」


きりやん「!…やったー!!!」


シャークん「ww」



・~・~・~・~・~・~・~・~・~・


シャークん「そう言うわけで、今週末きりやんと遊びに行くね」


ナカム「うん!行ってらっしゃい!」



ナカムは家に帰ってきた時から、何か吹っ切れたようでずっとニコニコしている


久しぶりにこんなに楽しそうなナカムを見て、こっちまで嬉しくなる



スマイルは相変わらずの無表情だが、俺と同じ気持ちのようでナカムの様子に嬉しそうにしている



今日の出来事をお互いに話しながら夕食を食べ、眠りについた





時間が経つのもあっという間で、約束の日になった


・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



~  水族館 ~


きりやん「おぉぉー!すっご!✨」


シャークん「きれー!」



2人で目を輝かせながらいろんな水槽を見てまわっていた



私服のきりやんはいつもの雰囲気とは違い、なんと言えば分からないが…きりやんぽかった



きりやんは俺に会った時、服が似合ってると声をかけてくれた


…俺もそんな気遣いができたら良かったのに



シャークん「きりやん、楽しい?」


きりやん「うん!めっちゃ楽しい!」

「…シャークん、やっぱり2人は嫌だった?」


シャークん「え?なんで?」


きりやん「ずっと表情が暗い気がして…違う所行く?」



やってしまった


気遣いができずに悩んでいたら、逆にきりやんに気を使わせてしまった



シャークん「ち、違う!俺も今すごく楽しい!」

「ただ…きりやんに気を使わせてばかりだなって思って…」


きりやん「え?そんなことないよ」


シャークん「実際さっきだって気を使わせちゃったし、朝だって服褒めてくれたのに俺は何も言えなかったし…それに」


きりやん「ストップストップ!シャークんは気にしすぎなんだよ」


「俺がやりたくてやってることだし、思ったことは素直に言っちゃうだけだから。そういうのが苦手な人はいっぱいいるんだから」


シャークん「ッ…でもッ」


きりやん「俺はシャークんと出掛けられて楽しい、2人きりで話せて嬉しい」


シャークん「…お、れも…きりやんと出掛けられて、楽しいよ」


きりやん「それが聞けただけで十分!」



きりやんは俺に笑いかけた


4人には見せたこともない優しい笑顔で



シャークん「…好きだなぁ」


きりやん「…えっ!?!?」


シャークん「お前の優しいところ、俺は好きだよ」



俺も自然と口元が緩んだ気がした


俺の顔を見たきりやんの顔がどんどん赤くなっていった



シャークん「きりやん!?熱あるんじゃ」


きりやん「だ、大丈夫大丈夫」

「反則だろぉ…ッ//」(ボソッ


シャークん「そ、そう…ダメそうだったらすぐに言えよ」



『カシャッ』



シャークん「…ん?」


きりやん「大丈夫!ありがとう、シャークん」


シャークん「きりやん、写真撮ったりした?」


きりやん「え?してないよ。誰かが魚撮ったりしたのかな?」


シャークん「まぁ…そうだよね」


きりやん「じゃあサメでも見に行きますか!」


シャークん「!!うん、行こう!」






???「人間のように見えるが…周波数が人間と違う…」


「あの家に住む3人は全員…」


「利用すれば…」







一日中きりやんと水族館を満喫し、俺は家に帰った



水族館で感じた違和感は、楽しい思い出で忘れてしまっていた

WT学パロ 人間でない俺達は

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