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時は現代 東京都のとある町で

青いジャケット姿の

男が一人歩いていた

井沢博司

「フッフッフッフッフッフッ…」

男の顔面に不気味な模様が浮かび

スティングフィッシュオルフェノクに変身する

突然現れた不気味な怪人に

人々は悲鳴を上げて逃げ回る

そんな中逃げようとしていた

女の子が躓いて転んでしまった

それを見逃さなかった

スティングフィッシュオルフェノクが

女の子を殺そうとしたその時 何者かが

スティングフィッシュオルフェノクの腕を掴む

スティングフィッシュオルフェノク「!?」

スティングフィッシュオルフェノクが

振り返ると部分一人の青年が立っていた

上下黒いスーツに白いワイシャツ

黒いネクタイに黒い革靴という

葬式のような服装に身を固め

長身かつ筋肉質な体型をしている

青年の名は沼野蛙人15歳の高校一年生だ

沼野蛙人「…」

瞳が白く光ると同時に握った

左手を引っ込め 開いた右手を

ゆっくりと前に突き出す 空手の構えだ

沼野蛙人「変身!」

蛙人がフロッグオルフェノクに変身する

フロッグとスティングフィッシュ

二体のオルフェノクが格闘戦を繰り広げる

フロッグオルフェノクの変身者である

蛙人は人間だった頃 極真空手の組手を中心に

日本と世界の格闘大会を制覇し続けていた

ワールドチャンピオンだったため素手での

戦闘はフロッグオルフェノクに分があった

スティングフィッシュオルフェノク

「何て奴だ…こうなったら…」

スティングフィッシュオルフェノクが

専用武器のトライデントを生成し

素早い突きを連続で繰り出すと

そのうちの一発が

フロッグオルフェノクの

心臓に突き刺さり血が流れる

スティングフィッシュオルフェノク

「ハハハハハハ!これで貴様も終わりだ!」

スティングフィッシュオルフェノクが勝ち誇る

だがフロッグオルフェノクは痛がる事無く

スティングフィッシュオルフェノクを睨んでいる

スティングフィッシュオルフェノク

「生きてるだと!?奴は不死身なのか!?」

信じられない光景に

スティングフィッシュオルフェノクが

驚いている隙にフロッグオルフェノクが

ギチギチと 音を立てながら

拳を握りしめ とどめの体勢に入る

フロッグオルフェノク「ハアッ!」

フロッグオルフェノクが必殺パンチ

「フロッグインパクト」を放つ

スティングフィッシュオルフェノク

「ガハッ…!」

スティングフィッシュオルフェノクが

吐血し死亡する

こうして女の子を救った

フロッグオルフェノクだが

その目に光は無い

事態を聞きつけたSWATを

含む 大勢の 警官隊達が

フロッグオルフェノクに

銃口を向けていたからである

フロッグオルフェノク「…じゃあな」

女の子に優しく声をかけた

フロッグオルフェノクが 蛙の跳躍力で

滑空し着地した人のいない公園で

変身を解除し 沼野蛙人に戻る

沼野蛙人「ふう…」

蛙人がネクタイを緩める 一仕事終えると

ネクタイを緩めるのは人間の頃からの癖だ

沼野蛙人「…」

戦闘を終え趣味である散歩を再開する蛙人

だがこの闘いはほんの序盤にすぎない…

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