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いかり 「どういうことだよ…。」
声が少し震えた。
また冗談を言ってるのかと思った。
でも変人の顔を見るととても冗談を言ってる顔ではなかった。
変人 「Aちゃんは今…」
変人が何かを言いかけた瞬間俺はチェンソーの刃を変人の首の前に突きつけた。
変人 「いかりくん…?」
いかり 「お前はそんなこと言う人格じゃないだろ。嘘だって言ってくれよ。」
変人は冷たい目で俺を見てきた。
ここで確信した。
変人の人格は…。
いや、
こいつの人格は『変人』じゃないということに。
変人 「ごめんね。これは嘘じゃない。Aちゃんは今いじめられてて僕みたいな人格がいないと自殺しちゃうかもしれないんだ。」
いかり 「お前にそれができるのかよ。」
変人 「え?できるよ!だって僕『変人』だもん。」
いかり 「『変人』じゃねぇだろ。」
変人 「!?」
明らかに今驚いた顔してた。
そして変人は言った。
変人 「そうだよ。僕は『変人』じゃない。」
すると、変人の口角が上がった。
変人 「でもね『人格』を変えようと思えば変えることだってできる。」
いかり 「!?」
変人 「いかりくん。奪いに来たよ君の悪役を。」