琴音『…………』
角名『えっと…なに?』
琴音『…別に、私は用事があるのでこれにて失礼。』
角名『あ、うん。』
家
高校生になってから、家を出て一人暮らし。
両親は2人とも弁護士だから、弁護士の勉強をしろ、なんてうるさい。
私は音楽がしたいから、家を出て1人で機材を揃えた。
あんな両親でも一応娘は好きらしいから、家賃代は払ってくれる。
YouTubeの収入で一応食べて行けるし、特に困ったことも無い。
琴音『…………よし、投稿。』
数分後
コメント『うわ、kotoさん今日もすげ〜』
コメント『歌詞がちょっと関西弁なのなんか親近感わくな。kotoさん関西人なんかな?』
コメント『すんげ、kotoさん、チャンネル登録失礼します!』
…いつもとおんなじ。
まぁ、今回はいつもと違う感じにしたから違うように感じるのかも。
まぁ、それならちょっと嬉しい。
あと、最近なんか隣の部屋の人の騒音が凄い…よく寝れない。
でも、ここで私が倒れたら…”koto”はどうする?
“koto”を守るには、じぶんをまもるしかない。
琴音『…”koto”は私の大切な”音”だから。』
教室
琴音『…㌧㌧』
先生『琴音、机でリズムを作るな。』
琴音『…あ、…すいません。』
…ウザ。
侑『よっしゃぁぁぁぁぁ!!』
治『うっさいわ!!』
北『侑、治。うるさいで。』
双子『すいません。』
うるさい。頭が痛い。どうしようか。
昨日は早く上がったし、今日も早く上がったら印象悪く見られるかな…
でも…しんどい…
赤木『、琴音。』
琴音『はい?』
赤木『しんどいんやったら帰ってええで?』
琴音『…えっと…でも、』
赤木『昨日早く上がったからって、今しんどいんやったら早く上がればええやん。』
琴音『…そういうものですか?』
赤木『そういうもんや。』
赤木『(琴音が敬語…!)』
赤木『俺が後で言っとくから、早く帰ってき。』
琴音『…そうですか、ありがとうございます。』
赤木『ええよええよ。』
また私の良い人リストが増えた。
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3話終了だどす!
琴音ちゃんは「koto🌷」っていう名前で活動してます!
琴音のkotoですね☆
そんじゃ!
いいね、コメント待ってるぜぇぇ!!
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