⚠️注意⚠️
完結してからのお話ですので、完結してから読みたいという方は回れ右でお願いします。
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ぴょぴょ
鳥さんが鳴いている音で目覚めた
「ん~よく寝た」
起きて朝ごはんの準備、準備
あっ、玲央今日なんかの撮影?って言ってたっけ?
でも、玲央って会社の社長さんで、撮影とは程遠いけど、、、
そんなことを考えながら、朝食を作る
ジュージュー
ん?なんかごげ臭い
あっ!
ボーって考えてたからウインクが焦げちゃった
はぁ~、いつまでたってもあのころの僕と同じかぁ~
ついつい考えちゃう
焦げたウインナーは僕の皿に置いて
そのほかの食べ物たちもお皿に盛り付けて
よし!できた!
さてと起こしに行きますか!
ガチャ
「失礼しまーす」
寝ている玲央さんの近くに行って
「玲央、玲央、朝ですよ!」
「起きないと遅刻しちゃうよ!」
「ん~」
「キスしてくれたら絶対起きる」
「だから、キスして」
うーん、僕のために大変なお仕事してくれてるしご飯も食べさせてもらってるから、それぐらいはいいかなぁ~
「うん!わかった」
ちゅっ
「はい、終わり!起きるよ!」
「クソ、ディープキスじゃねぇのかよ」
「デ、ディープキス!?」
「そ、そんなことで、出来るわけないよ!」
「なんで?」
「いつまでたっても恥ずかしいものは恥ずかしいんです」
「さ、ご飯できたから食べよ!」
「ああ」
テーブルの前に来て
「おぉ~今日もうまそう」
「ほ、ほんとに?」
「ああ、いつも美味しいよ」
「ゆきのご飯が世界で1番美味しい」
「もぉ~恥ずかしいよ」
「恥ずかしがってるのもかわいい」
「あっ、冷めちゃう冷めちゃう」
「そうだな」
「よし、『いただきます』」
もぐもぐもぐもぐ
もっと、上手に作れたらなぁ~
頑張らないと!
「あっ、そういえば」
「玲央、今日なんかの撮影って言ってなかった?」
「ああ、雑誌の撮影か」
そりゃ~顔がかっこいいから撮影の依頼も来るよね
僕にはもったいないくらいのイケメンだもん
「んで、何を撮るの?」
「ま、色々とな」
「ゆきは見なくていい」
「そ、そうなの?僕見たいよ!」
「雑誌が発売されたら教えてね!」
玲央さんは苦い顔をして答えなかった
気が向かないのかなぁ~
もぐもぐもぐもぐ
ふぅ~食べ終わった
『ごちそうさまでした』と2人で言って
玲央さんは仕事に行く準備をして、僕は食器を片付ける
玄関に向かう途中でなんか怜央がボソボソ言ってる
「はぁ~ゆきとだったら大歓迎なんだが」
「てか、むしろやりたいんだが」って
なんか、雑誌の撮影が嫌なのかなぁ~
それから玄関に着いて、キスをする
「行ってらっしゃい!頑張ってきてね!」
「ああ、気が重いけど頑張ってくるよ」
「うん!頑張ってきて!行ってらっしゃい」
「ありがとう、行ってくるな」
と、暗い表情で出ていってしまった
玲央さんがいなくなった部屋は寂しい
恋しいずっといて欲しいけど
そんなことも言ってられない
さ、お掃除しますか!
玲央さんの雑誌楽しみだなぁ~
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