『師範!ただいま戻りました!』
「…!みのり、戻ったか…」
「…みのり、その頬の傷は?」
『あ…頬っぺたの傷は鬼にやられちゃって…』
「そうか…蝶屋敷に行くか…」
『えっ?こんな浅い傷なら治療出来ますよね…?』
「バイ菌が入っているかもしれない」
『な、なるほど…!』
ー蝶屋敷ー
「あら、花里さん…と、伊黒さん?」
『しのぶさん!ご無沙汰してます!』
「あ、花里じゃねぇか」
『宇随さん!』
「…伊黒の継子か…?」
「チッ…宇随に加えて冨岡もか…みのり、他の診察室に行こう」
「ちょ待てよ」
『貴方は…?』
「…(冨岡)義勇だ…」
「おい、ちゃんと苗字も言え富岡」
「…冨岡(義勇)だ…」
『義勇さん…ですね!』
「…(髪飾りが)可愛らしいな…」
『へっ?』
「おーい?伊黒ー?同じ鬼殺隊に派手な殺意向けんなー?」
わわわ…どうしよう…鏑丸くんと師範が凄い事になってる…
「ていうか何で花里が蝶屋敷に来たんだ?見た所怪我してる様には見えないけどな」
「お前の目は節穴か、どう考えても頬の辺に傷を負っているだろう」
「マジじゃん、てか分かるはずなくねっ?!?!」
「あら…それは重症ですね…」
「やっぱり胡蝶と伊黒って過保護だよな」
「…母さんみたいだ」
『お母さん…!確かに!』
「お嫁には行かせませんよ」
「胡蝶意外とノリいいな」
「あぁ…あぁ…」
「伊黒は悶絶してるわ」
「これで治療が終わりですね」
『はい!ありがとうございます!』
ガラガラ…
「よォ…胡蝶」
「今日柱来んの多くね?」
傷がたくさんある男の人が入ってきた…
何だか怖いなぁ…っ
「何の用だ、不死川」
「胡蝶に用があってなァ…それより…」
「お前、噂の半年で最終選別に行った伊黒の継子かァ?」
『は、はひっ!』
うぅ…噛んじゃった…
『は、花里みのりです!』
「そうかいィ…俺は不死川実弥だァ…」
『実弥さん!』
「…おはぎいるかァ?」
「お前も母親かよ」
「そうに決まっているだろう、こんなにも努力家で天使なみのりを甘やかす選択肢しかないだろう」
「もうお前らおかしいよ…」
「俺も甘やかしたい…」
「殺すぞ」
「わーおド直球…」
なんだか物凄く物騒な事言ってる…
カァー!カァー!
『ひゃっ?!』
やっぱり慣れないなぁ…
「ミノリ!ミノリ!次の任務!」
「竈門炭治郎と合流ヨ!」
『う、うん!』
「では、気をつけてな」
「頑張ってくださいね」
「派手にぶちまけてなぁ」
「…気をつけてな」
「後でおはぎあげるからなァ…」
『はい!頑張ります!』
炭治郎くんと合同任務…!
楽しみー!!!
☆大正コソコソ話☆
冨岡と実弥とみのりはお互いどう思っている?
みのり【冨岡】
物静かな人!髪が独特!可愛いって言ってもらった!
みのり【実弥】
怖そうな人だけど優しい人!お兄ちゃんみたい!
冨岡
(髪飾りが)可愛らしい、元気な少女
実弥
中々な才能の持ち主。未来から来たらしいので興味深い。おはぎを早くあげたい。
コメント
1件
お母さん...?