この作品はいかがでしたか?
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ども、主です。今回はてぬーファミリーで「転生林檎」!それでは本編どうぞ!
平凡な自分が嫌
何でもない生活が嫌
てぬー「なんか胡散臭いおばさんから林檎買ったけど大丈夫なのかなぁ?」
怪しい林檎を頬張った
竜継「賢いワナビーはみんなやってる」
瀧華「一端の何者かに」
奏「生まれ変わって」
てるき「やり直せる」
ある表現者になった
モブ「てるきさん、またしても優秀賞です!」
全世界で賞賛された
てるき「、、、(自分は特別、あとの人間は凡人なんだ、、、。)」
その才能に酔いしれた
てるき「、、、。」
モブ「あいつっていつも無愛想じゃね?絵は上手いくせに。」
モブ「わかる~。無視しましょ、あんなの。」
だが人を愛する才能はなく
モブ「もうお前とはやっていけない。」
モブ「じゃあね。」
てるき「、、、。(僕はまた一人なんだ。)」
愛する仲間は去っていった
てるき「、、、(あーまたダメでした。)」
ある発明家になった
モブ「すごい、、、!竜継さん、これぞ世紀の大発明品と言ってもいいですぞ!」
竜継「ありがとうございますm(_ _)m」
世紀の大発明をした
竜継「(、、、これで、、、これで世界を平和に、、、!)」
世界が平和になりますように本気で心から願った
竜継「待てっ!それは、、、」
モブ「うるせぇ。これは兵器利用させてもらうぜ。これで世界征服だ!」
ドガアアアアアアン
竜継「(俺は、、、俺は一体何のために、、、)」
だが発明は兵器利用されて
残酷な血の雨が降った
竜継「、、、(あーまたダメでした。)」
てるき「(僕は才能がなさすぎたな。)」
才能がないからチェンジ
またリセット
竜継「(俺は何も考えていなかったな。)」
頭悪いからチェンジ
またリセット
てるき「人生の攻略法?」
竜継「幸福の必勝法?」
見境ないね
てるき・竜継「「自分が消えちゃったの?」」
くりかえしくりかえし生まれ変わり
てるき「これ、、、全部僕の死体、、、?」
山積みの亡骸の上でダンシング
リインカーネーションリインカーネーションの悲痛な叫び
てるき「愛して、、、愛して、、、!(嫌だ、愛されたくなんかない、、!)」
くりかえしくりかえし生まれ変わり
竜継「(どこに行っても、俺は同じ運命を辿るんだな、、、。)」
きらめく似たり寄ったりのストーリー
リインカーネーションリインカーネーションの果てのオーバーキル
竜継「どうして、、、。」
てるき「どうして、、、。」
モブ「瀧華様、お助けください。」
瀧華(りゅうか)「ええ。神に共にお祈りを捧げましょう?」
モブ「ああ、、、神の使い、瀧華様、、、ありがたやありがたや。」
ある救世主になった
瀧華「神に祈りを捧げ、私達でこのつらい日々を乗り越えましょう?」
モブ「は、、、はい!」
無償の愛を分け与えた
モブ「瀧華様はお美しいうえに、この国の母だ!!」
モブ「ええそうね、あの方だけよ、私達が信頼できるのは。」
たくさんの人が慕い尊敬し老いも若きも頭下げた
モブ「、、、。」
瀧華「あら、貴方も神の救いを求めに?」
モブ「(グサッ)」
瀧華「、、、ッ!」
モブ「お前は最初から必要ねぇんだよ。」
だが純粋すぎて悪に騙され
骨までしゃぶられてしまった
瀧華「(あーまたダメでした。)」
奏(かなで)「皆の者!自由と平和を勝ち取る覚悟はできたかー!!」
民衆「おぉー!!!」
ある革命家になった
変な綺麗事を嫌った
奏「正直者なんてこの世に必要ないんだよ!!」
正直者が馬鹿を見る世界でルールを疑い戦った
モブ「きゃーっ!火の手がこちらにまで!!」
モブ「早く逃げないと焼け死ぬぞー!!!」
奏「、、、(私は自由と平和を勝ち取ったはずじゃ、、、)」
だが手に入れた力に溺れ
平和ごと燃やしてしまった
奏「(あーまたダメでした。)」
瀧華「(人望っていうものが必要だったのかしら)」
人望がないからチェンジ
またリセット
奏「(大義がなきゃ、ダメだったのか、、、)」
大義がないからチェンジ
またリセット
瀧華「快楽の奴隷?」
奏「インテリの亡霊?」
異世界でも
瀧華・奏「「現実はシャバかったよ」」
くりかえしくりかえし生まれ変わり
瀧華「歴史も無教養も私には関係ないのね、、、。」
歴史なき無教養のアイムソーリー
リインカーネーションリインカーネーションの悲痛な叫び
瀧華「愛して、、、愛して、、、!(愛なんて意味ないこと分かってるのに、、、)」
くりかえしくりかえし生まれ変わり
奏「(何回生まれ変わっても変わらない運命ってあるんだな、、、)」
1,000回やっても失敗のラブストーリー
リインカーネーションリインカーネーションの果てのオーバーキル
瀧華「どうして、、、。」
奏「どうして、、、。」
ある冒険者になった
てぬー「(ここで僕の理想を叶えるんだ、、、!)」
理想を求めて旅立った
モブ「さすがにここは無理なのでは、、、?」
てぬー「いや、どんなことだってやり遂げてみせるさ!」
モブ「なんて素晴らしい人なんだ、、、!」
モブ「あぁ、、、てぬーさんは私達の憧れね。」
無謀な挑戦でも貫く姿勢に人々は感動した
てぬー「(よし、あともうちょっと)」
ガラッ
モブ「お前のせいで何人の人が犠牲になったと思ってんだ?クソ野郎が。」
てぬー「(そっか。僕はもともといちゃいけないんだ、、、。)」
だが理想を求めるがあまり罪のない人が犠牲になった
てぬー「あー(あーまたダメなの?)」
くりかえしくりかえし生まれ変わり
てぬー「(もうどうだっていい。踊り狂おう。)」
山積みの亡骸の上でダンシング
リインカーネーションリインカーネーションの悲痛な叫び
てぬー「愛して、、、愛して、、、!(嫌だ、、、誰にだって愛されなくて良いんだ!!)」
転生林檎転生林檎で生まれ変わり
てるき「(何をやっても)」
竜継「(俺が辿る運命は同じなんだ。)」
転生林檎転生林檎で限界知ったり
瀧華「(たとえどれだけの理想を求めても)」
奏「(辿る運命には限界があるんだ。)」
転生林檎転生林檎で一巻の終わり
てぬー「どうして、、、どうして、、、!!」
ああ転生が終わった
てぬー「平凡な自分に戻れた〜」
竜継「悲しいけど、、、なんだか、、、。」
瀧華「ほっとしたわね。」
シラフに戻ったらみんなやめてく
てるき「自分が自分であるために」
奏「ゴミ箱に捨てた」
はい!いかがでしたでしょうか?ちょっと長くなっちゃってごめんなさい!いいねやコメント、フォローよろしくお願いします!それじゃ、おつてぬ〜
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🥺