テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ずっと嘘をついた。
自分で自分を傷つけた。
これしか生きる道がなかったから。
後悔はしてない。
私は…
いや。僕は。
名前を変えてでも生きてあの子達の…
彼奴等の、断末魔が聞きたかった。
流されて流されて、
結局消えるぐらいなら
自分から苦しまずに溺れて行くのが、
一番、楽だと
思う
始まりは妹だった。
妹が産まれてすぐに僕と待遇が違い、
5歳の僕でもわかった。
『きっと僕はこのままだと捨てられる。』と
そして気づいた。
ご飯を食べなければ死ぬ。
なら、死ぬ寸前まで行けば、
僕は…また…
選んで…もらえる…?
親が大好きな妹を愛するフリをした。
優しい姉で居ようと頑張った。
でもある日、
妹のして来たことが親にバレた。
僕に悪口を言った事、暴力を振るった事、全て親のいない所でやっていた事、
それでも親は許した。
憎む相手を好きになる事なんて無い。
月日が経つにつれて仲良くなる?
馬鹿だな。
そんな優しい物語なんかで僕は生きてないよ。
もしこれが本当に物語なら、
どれだけよかっただろうね。
おかげで僕はまだ生きてる。
親の中で俺は良い子。
俺なんて言わない。
礼儀正しくて、明るくて、
まるで正反対だった。
誰も俺を受け入れないし、
僕は助からない。
そんな馬鹿な俺と
僕を知らない馬鹿な親。
どっちの方が馬鹿らしいのだろう?