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ブロックしたはずだった。
でも、違う番号からの着信があった 。
非通知。
無視をしても、 また鳴る。
そんな時、メッセージが届いた。
“冷たくない?助けてくれるって言ったよね?”
僕の指が震える。
(終わったはずなのに)
“俺のこと見捨てるんだ?”
“有名人って冷たいよな”
罪悪感を刺激する言葉。
心臓が重くなる。
返信しない。
でも、 次は直接だった。
仕事終わり。
駅前で待っていた。
「あ、藤澤さん」
ぞっとする。
「なんでブロックするの?」
笑ってるけど目が怖い。
「返すって言ったよね?」
僕は後ずさる。
「もう渡せません」
声が震える。
「は?」
空気が変わる。
「助けるって言ったじゃん」
一歩近づかれる。
「有名人のくせにケチだな」
周りに聞こえるように言う。
僕の顔が青くなる。
(やめて)
「これ、広められてもいいの?」
スマホをちらつかせる。
今までの僕との会話を見せてきた。
脅し。
足がすくむ。
「困るよな?」
頭が真っ白。
呼吸が浅い。
そのとき。
「涼架」
低い声。
涼ちゃん、ではなく涼架と呼ばれる。
振り向くとそこには若井。
隣に元貴。
僕の膝から力が抜ける。
男が舌打ち。
「なんだよ、また彼氏?」
若井は一歩前に出る。
静か。
でも目が冷たい。
「俺の前で脅すな」
空気が凍る。
男は笑う。
「別に脅してないんですけど?笑」
「……あっそ。会話、録音してるけど。」
若井の一言で、男の顔が変わる。
実際してなくても、圧。
「さっきの発言、全部な」
#Loneliness
元貴も珍しく鋭い目。
「恐喝になるよ」
男が動揺する。
「ッお、大げさだ!!」
「大げさにするに決まってんだろ」
若井の声は低い。
本気。
「もう涼架に近づくな」
男は小さく舌打ちして去る。
でも。
完全には終わっていない空気。
帰り道。
僕は無言。
手が冷たい。
「ごめん」
またそれ。
若井が止まる。
「何が」
「僕のせいで」
元貴がぎゅっと抱きつく。
「違うよ」
でも僕は震えてる。
「広められたらどうしよう」
「ファンに嫌われたら」
「迷惑かけたら」
思考が止まらない。
若井が僕の頬を両手で包む。
「聞いて」
真っ直ぐな目。
「悪いのは100%あいつ」
強い声。
「涼ちゃんじゃない」
僕の目が潤む。
でも、不安は消えない。
夜も眠れない。
着信音が怖い。
人混みで誰かに見られてる気がする。
少しずつ、僕は痩せていった。
それを見て、若井の中で何かが切れる。
静かな制裁だった。
若井は動く。
感情で殴らない。
証拠を集める。
メッセージの保存。
着信履歴。
駅の防犯カメラの確認。
事務所にも相談。
弁護士とも。
淡々と、 冷静に。
僕には言わない。
ただ。
「大丈夫」
それだけ言う。
数日後。
男は警告を受ける。
正式な内容証明。
接触禁止。
これ以上続ければ法的措置。
男は焦った。
“軽い気持ちだった。
有名人なら金を出すと思った。”
そう言う。
でも、若井 は本気だった。
周囲にも知られ始め、 男の立場が危うくなる。
SNSの履歴も洗われる。
過去の同様行為も浮上。
自業自得でしかない。
その後、僕の元に連絡は来なくなった。
街で見かけることもない。
ようやく、静かな日々が戻ってくる。
けれど、僕はまだ少し怖い。
でも、若井 が言う。
「終わったね」
短い一言。
元貴も笑う。
「今度からはちゃんと守る」
若井は僕を抱きしめる。
「今度じゃないよ」
低く言う。
「これからもずっと」
僕は涙ぐむ。
「……僕、弱いな」
「違う」
元貴が即答。
「優しいだけ」
若井が続ける。
「優しさは守る側が強くなればいい」
その言葉で、僕の肩の力が抜ける。
もう一人で抱えない。
怖いなら、怖いと言う。
それが三人の約束。
なんだかよく分からない話になってしまった……😩
申し訳ないです😫リクエスト待ってます🎶
🔞でもおーけいです!