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望咲)いてて…ここは…?
望咲)…!!!…え?
「ようやく起きたのね」「おきたならさっさとこっち手伝ってちょうだい」
望咲)…うぅ…?
今私に話しかけたのは誰…?目の前がぼやけて見える…。さっきまでは見えてたのに…?
「ーー。」「ーーー!」「ー…」
何か話してる?
一度目を閉じて深い深呼吸をしてみた。
“廃都市”と言ったほうが早い気がする。
あ、さっき話しかけてきた人…。「杏里」さんか。
紅華)ちょっと!あんた!早くこっちに来てさっさと手伝いなさいよ!
望咲)あぁ、ごめん!
律)うお!起きたぁぁ!死んだかと思ってた☆
望咲)勝手にころすな!
律)わりぃwわりぃw
律は私の昔ながらの幼馴染だ。
高校も一緒になるなんて思ってもいなかった…。
しかも、クラスまでも離れたことがない。
私的にはちょっと一度もクラスと学校が離れなかったのは少し気持ち悪い…まずこいつが高校受験するとは思ってなかった…
まぁ、律の一旦話はおいといて。
さて、そんなに手伝って欲しいと私に要求するなら仕方なく手伝ってあげよう。
状況も状況だし…
美海)あぁ、望咲ちゃん…生きててよかったよ。
望咲)あぁ!美海!ねぇ聞きたいことがあるんだけどさぁ…聞いてもいい?
美海)別にいいけど、望咲ちゃんが言いたいことは分かるよ。……今の状況のことでしょ…?