shp side
コネシマさんは全ての話をすると、下を向いて黙りこくってしまった…。
まさか……数年前に会ったあの子が、コネシマさんで、俺が…コネシマさんの弟だなんて、思ってもいなかった。
…両親から殴られてるって、虐待を受けているって言った方がええんやろか…
kn「…嫌いになったならそれでええよ、俺の顔も見たくなかったらほんまにそれで……」
「家には泊めてやるし、学校でも…あまり顔合わせんようにするから、」
ci「え、な、なんでそれで嫌うんですか、?!コネシマさんはずっとショッピの事、兄として守っていたのに……!」
kn「ずっとは守れとらんやろ、それに、会ったのはほんま1年前くらいやし。」
「……ショッピが家で何されとるんかも、分からんのに。」
コネシマさんとチーノがずっと言い合ってる。
でも、俺はコネシマさんの事、嫌いになったりしてないし、むしろ、荷を背負わせて申し訳ないって気持ちしかなくて…
嫌いじゃない、って、言わなきゃいけないのに……言葉に出来ない、声が、出せない……
ut「まぁまぁ二人とも、喧嘩するとこやないやろ?ショッピくんの気持ちも考えてやり?」
ci「せ、せやな……」
チーノもコネシマさんも鬱さんの一声で静かになった。
……皆、俺らを見ている。
shp「…鬱さん達は、知っていたんですか?」
「俺と…コネシマさんが兄弟な事。」
sho「おん、知ってたで、」
みんな、知ってたという。
この感じ…トントンさん達も知っとるんやろぉな…
shp「……べ、別に、嫌いになんてなってないです」
「でも、……すみません」
rbr「なんで謝るんや…ショッピくんは何も悪ないで、?」
ロボロさんはそう言いながら、俺の背中を撫でてくれた。
……やはり、言った方がいいのだろうか、
俺の兄なら…助けてくれるんやろうか、
それとも…離れていくんやろうか。
kn「…ショッピくん」
「朝、言うたよな、?」
コネシマさんはそう俺の前に行くと、俺と視線を合わせるために少ししゃがんだ。
kn「俺が一生守る、絶対に。」
shp「……ほんとうに?」ポロポロ
思わず涙が溢れだしてしまう。
また、1人になったら……めんどくさい奴やと思われたら……俺は、どうやって生きていこうか
kn「ホンマや、絶対に俺が守ったる。」
コネシマさんはそう言って俺を優しく包み込む。
それが尚更涙を出させた。
shp「っ……俺、おれぇ…っ、ずっと、殴られたり、してて……っ」ポロポロポロポロ
「…逃げるために、受験したんですっ…なのに、ずっと覚えてて…忘れる事なんて出来なくっ……」ポロポロポロポロ
kn「うん……うん」
shp「ずっと……っ!!!」ポロポロポロポロ
上手くしゃべれてない俺をコネシマさんは優しく包み込んだまま、いてくれた。
kn「…ショッピくん、聞いてや」
「何があっても、俺はショッピの兄として生きる。見捨てへん。だから…今までは辛かったかもしれんけど、これからは、笑ってや、」ポロ
その言葉で俺は救われた。
……俺の地獄の人生は終わったのだった。
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明日、僕の恋人さんの誕生日なのでめっちゃ頑張って起きてます。
コメント
3件
泣きますってぇ゙!友情ってええなって連呼してる自分がいます(´;ω;`)
……ぅわぁぁあ!!!( ; ; ) 涙腺爆発しました(⊃т ̫ т⊂) やはりこのお話最高すぎます✨
ぬあぁぁぁぁ!!! 泣かせる気ですか?? syp君良く言った…! 恋人!!良いですよね~!