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夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
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ぅぅ 、、佐久間くん 、、 (ᐡ߹𖥦߹ᐡ ) でも 、 改めて考えたら" ABEちゃん"凄すぎない .ᐣ .ᐟ だって"さっくん"が「会いたい」って初めて思った相手なんだよ、"ABEちゃん"が。 そして初対面でもちゃんと佐久間くんよりも大人っぽい対応な阿部ちゃんも大好き꒰ᐢ⸝⸝⸝⸝ᐢ꒱ そこから佐久間くんも阿部ちゃん好き好き〜ってなってるのもあべさく尊いです。生きる糧。 そこから向井くんへアドバイスする佐久間くんもまた胸熱な展開です💞
“ABEちゃん”から阿部ちゃんに変わったり、二人の呼び方が変わるのも、距離感が近ずいたのが分かって、めっちゃすきです! 人見知りだし....って諦めてそうな時もあったけど、変わりたいって気持ちから会いたいって言えたところも感動します😭 三年ズの出会いも知れたし、佐久間くんの変化も知れてめっちゃ満足です! 康二も佐久間くんの話を聞いて、変われるといいな✨
ふわぁ…第34話、読み終わったよ🥀 佐久間くんが“ABEちゃん”=阿部ちゃんと会う勇気を出せたところ、すごくドキドキしたし、本当に良かったね…! 「俺も会いたいって言おうとしてた」って被せてくる阿部ちゃん、尊すぎるよ…。 ピンク髪に変えた自分を変えようとする佐久間くんの姿に、こっちまで背中を押された気持ちになった。 康二くんに語った「人は変わりたいと思えば変われる」って言葉、すごく心に響いた。 二人の関係性がずっと続いていくのが感じられて、読み終わったあと温かい気持ちになれたよ🤍
(佐久間視点)
“ABEちゃん“と一緒にゲームをするようになって3ヶ月くらい。
そんなに一緒にやってればもう話すのに悩むってこともなくなってって、割と自分に関する話もできるようになってきた。
「“ABEちゃん“ってさ、高校生なんだよね?勉強とかどんな感じなの?」
俺はまだ中2だし、高校がどんな感じなのか知っときたいな〜なんて思って聞いてみた。
『え?俺、高校生じゃないよ?笑』
「………およ?」
けど、返ってきた答えは高校生じゃない?
え?こんなに大人っぽいのに?じゃあ、大学生?
『俺、中1だよ?“さっくん“は?』
「え?ちゅ、中1?あっはは、待ってくれよ、冗談だろ?」
中1?本当に中1?
え?俺中2なんだけど?
「俺、中2……」
『え?』
「これまじなやつね」
『………まじか』
この反応、おそらく“ABEちゃん“は俺が同い年か下だと思ってたんだろうな。
間違いない、だって俺は“ABEちゃん“を高校生か大学生だと思ってたもん。
俺より年下なのか〜……
…やっぱり、実際に会ってみないとわからない部分もいっぱいあるんだろうなぁ。
会ってみたい、かも……
いや、いやいやいやいやいや!!!!
実際会ってみたら俺は多分一言も話せない!!!
だから、今のままでいいんだ。
でも、俺の会いたいって思う力が弱まることはなかった。
“ABEちゃん“と一緒に話すたびに会いたくなる。
ゲームをする時間には限りがある。
それに、実際に顔を見て話すほうが楽しい気がする。
表情とかで伝わる部分も多くある。
俺も、変わりたいって思ってるのかな。
“ABEちゃん“と話してて気づいたことが色々とある。
俺って、意外と話すの得意なんじゃね?
話してないだけで意外と俺は話せるんじゃね?
実際“ABEちゃん“とは普通に話せてるし、アニメ以外の世間話とかもいっぱいできてる。
だったら、周りのみんなと話せるんじゃない?
………俺、変われるのかな…
「…………」
“ABEちゃん“とのゲームを終わらせて、真っ暗な画面を見つめる。
中身を変えるなんてまだ難しい。
だったら、俺は外から変えてみようかな。
最近ハマってるアニメの主人公、ピンク髪なんだよな。
「ピンク髪……」
“ABEちゃん“と出会ってから1年ちょっと。
つまり、高校の入学式。
「………」
染まりたての髪の毛をいじる。
周りよりも目立つ俺のピンクの髪の毛。
俺のクラスは………A組!
知り合いはいないよなぁ…そもそも知り合い自体がいないんだけど。
誰か仲良くなれそうな人いないかな〜…
「涼太、見て見て!同じクラス!!」
「本当だ。翔太と近くの席になれるかな?」
「なりたい!!」
おぉ……隣に仲良さそうな2人組がいるな…
うわ、ピアスつけてる…!
陽キャそう…特に両耳ピアスの、翔太…?って人。
「………君、すんごいド派手な髪の毛だね!」
「ぎやあああああ!!!!!!????」
急に後ろから声をかけられた。
やっべ、ここにいる人全員の前ですげー声出しちゃった。
「あっはは!すんげー声!わら」
後ろを振り返ってみたら、柔らかい雰囲気の男の子が笑ってた。
明るめの茶髪…左耳二連ピアス…絶対陽キャだ…!!!
「君なんて名前〜?俺、A組の深澤辰哉!ふっかって呼んで!わら」
「ふ、ふっか………?あ、お、俺は……さ、佐久間…大介、で、す……」
あ、やばい…やっぱり俺は陽キャとは顔を合わせられないかもしれない。
てか、こいつまじのやつだ…
会って10秒であだ名で呼んではレベル高すぎるだろ…!!
「佐久間くん?あ、俺と一緒のA組じゃ〜ん!よろしくね〜!わら」
「え、あ、うん……」
「あと近くの人は…宮舘くんか…1番目は浅野さん?最後は渡辺くんかな?」
やば……こいつ、もうクラスメイト覚え始めてやがる…!!!
「……ん、覚えた」
「…………え?」
多分10秒くらい、ふっか?くんがそんなふうに呟いた。
お、覚えた??
何をよ?
「教室入ったら宮舘くんと遠藤くん、渡辺くんにでも話しかけよっかな〜」
「え?」
もし、もしかして?
え??
「君島さんって中学一緒だったよな、あとは花澤さん、宮野くんも」
クラスメイト、全員の名前覚えたってこと…?
「よし、“佐久間“!教室行こ〜!」
「………え?」
さ、佐久間……?
出会って数分、呼び捨てだ…!!!!!!
陽キャすげー……
じゃ、じゃあ、俺も………
「ふ、ふっか……」
「かしこまってる?わら、あ、LINE交換しよ」
「お、おう……」
LINE交換…!!
家族以外としたことなかったのに!
教室に入ってからはふっかにひっついてた。
陽キャってすげーな。
自分からどんどん声かけてくんだもん。
周りの人とどんどん打ち解けてくし、こわ…
さらに怖いのが、ふっかが話しかけてく人の名前をすでに覚えてるってこと。
こいつ、どんな記憶力してるんだよ…
「さ〜て、次は宮舘くんかな〜?」
まだ行くのかこいつ!!
「宮舘くんと渡辺くんはセットでいるな…ラッキー!」
ふっかの勢いが止まらないから、俺も止まれない。
それに、今から話しかけようとしてるのってさっきの2人組じゃん!?
やばい、両耳ピアスの渡辺翔太くんだ……!!
「宮舘くんと渡辺くんだよね?俺、深澤辰哉!ふっかって呼んで〜!わら」
「「え?」」
ほれ見ろ!
急に話しかけられてびっくりしてるよ。
こいつのコミュ力化け物すぎない!?
「おう、俺は渡辺翔太。で、こっちが幼馴染の宮舘涼太」
「宮舘涼太です」
「おん、翔太と涼太ね!で、このピンク髪が佐久間!」
「さ、佐久間…大介です……」
だめだ、陽キャってこんなに打ち解けるの早いんだ…!!
「佐久間って、あー!!昇降口前ででっかい声で叫んでたピンク髪!!」
「同じクラスだったんだ」
ピンク髪って覚えられてる……いや、でも上手くいってるぞ?
ピンク髪に変えたおかげで、ふっかに声かけてもらえたわけで、渡辺くんと宮舘くんに覚えてもらえてるわけだし……
この3人と仲良くなってから、俺の人生は変わった。
陽キャ(ふっかと翔太)のおかげで、俺は人と話す楽しさを知れた。
だんだん周りとも打ち解けられるようになった。
楽しい、楽しい!!
誰かと話すなんてこんなに楽しいんだ…!!
この4人がいつメンになってて、いろんなことした!
みんなでゲームしたり、学年1位のふっかからテスト前に勉強教えてもらったり、涼太にいっぱいご飯も作ってもらった!!
俺の狭かった世界は広がった。
俺は、変わることができたんだ!
「でさ!高校の友達が勉強教えてくれてね!!」
『うんうん』
「俺、本当に素能高校に入ってよかったなって思うの!!」
『素能高校……“さっくん“って素能高校なの?』
「うん!!」
いつも通り“ABEちゃん“とゲームしてたら、“ABEちゃん“は素能高校に反応した。
そういえば、“ABEちゃん“は今年受験生か。
高校選びに悩んでるのかな?
『………“さっくん“の勉強教えてくれる友達ってさ、もしかしてその高校の学年1位、だったりする?』
「へ?」
『……あ、いや…やっぱりいいや。“さっくん“の通ってる高校、楽しそうでいいな』
「おん……」
確かにふっかは学年1位だけど、“ABEちゃん“が知ってるわけないよね?
まぁいいやと思って、俺もそれ以上は聞かなかった。
周りと関われるようになって、俺は思うことがあった。
ずっと思ってたことだけど、俺は“ABEちゃん“本人に会いたいんだ。
顔を見て、生の声を感じて、一緒に話したい。
でも、なかなか言い出せねぇんだよな…
何だろう?
“ABEちゃん“とこんなに普通に話せてるのに、何でか会おうって言い出せない。
もう、誰とも話せないみたいなことないのにな。
……多分、俺は怖いんだ。
今は顔も見えないからこんなに普通に話せてるけど、いざ会ってみたときに本当に話せるのかな?
話せたとしても、俺はいつも通りに話せる?
もし話せなかったら、俺は“ABEちゃん“にどう思われるんだろう?
“さっくん“ってこんなだったんだねって失望されないよね?
“ABEちゃん“に限ってそんなことないと思うんだけど…やっぱ怖いんだよな。
「………“ABEちゃん“……」
『ん?』
「今日も楽しかった!またね」
『うん、またね』
また、会いたいなんて言えないまま画面を閉じる。
………“ABEちゃん“は、どう思ってるんだろう…?
俺は会いたいって思ってるけど、向こうはどう思ってるのかな?
向こうも会いたいって思ってくれてれば嬉しいのに。
向こうから、会いたいっていってくれればいいのに……
「…また、されたい側だ」
最初に“ABEちゃん“と繋がった時もそう。
“ABEちゃん“に話しかけてもらって俺は話せるようになった。
ふっかに声をかけられて誰かと話せるようになった。
今も、俺は向こうが言ってくれるのを期待してる。
こんなんじゃダメだ…
何のために、俺は変わろうと思ったんだ?
俺は、変われてるんだよ。
最初は身からだったけど、今は自分から誰かに話しかけられる。
最近ふっかたちの影響でピアスも開けちゃったんだからね!
そろそろ俺も陽キャ入りかな…笑
何となくの気分で、また画面を開く。
「………!」
“ABEちゃん“、まだオンラインだ…
もしかして、今までも俺が抜けた後も残ってたのかな?
マイク………
「……“ABEちゃん“」
『………え?“さっくん“!?』
数秒、“ABEちゃん“の驚いた声が返ってきた。
「まだ残ってたんだね?」
『まぁ…“さっくん“はどうしたの?さっき抜けたんじゃ?』
「なんか、寂しくなっちゃった?笑」
『ははっ、何それ?笑』
うん、やっぱり楽しい。
“ABEちゃん“と話すのって、すんごい楽しいんだ。
「……」『……』
しばらくの沈黙………
「あのさ!」『あのね』
“ABEちゃん“と声が被った。
向こうも何か言おうとしてるみたいで、どっちが先に言おうか迷ってる…!!
やっべ、両片思いのどっちが先に告白しよう問題じゃんか…!!
「………“ABEちゃん“が先言ってよ」
『いやいや!“さっくん“が先に言っていいよ』
「………じゃ、じゃあ言うからね?」
『……うん』
軽く深呼吸。
胸の中の期待を持ちながら、俺は口を開く。
「……俺さ、“ABEちゃん“と会いたい」
……………およ?
言ってみたけど、“ABEちゃん“からの反応が来ない。
え?もしかしてマイク切れてる?
“ABEちゃん“寝た?
「……あ、“ABEちゃん“…?」
『……俺も、“さっくん“に会いたいって言おうとしてた…』
「……え…?」
『そっか…“さっくん“も同じこと思ってくれてたんだね』
“ABEちゃん“の優しい声が響いた。
「…………」
やっば……めっちゃ緊張する。
あの日から数週間後、俺はカフェの2人用席に座ってる。
カフェのドアが開く音がするたびに“ABEちゃん“が来たんじゃないかなって思う。
俺の近くを歩いてくる人全員が“ABEちゃん“に見えてくる……!!!
い、一応“ABEちゃん“には俺がピンク髪だよって言うのは伝えてあるけど…
「いらっしゃいませ〜」
また店員さんの声が聞こえる。
気長に、のんびり待とう。
息を吐きながら手元に置かれた水を飲もうとする。
「………君が、“さっくん“?」
としたら、聞き馴染みのある声が聞こえてきた。
ゆっくり顔を上げる。
目の前にいるのは優しそうな男の子だった。
ラフな服装なのに清楚感が出てて、なんか頭良さそうって感じ。
それに加えて超イケメン。
柔らかい笑顔と整った顔立ち。
めっちゃかっこいいんだけど……?
外見に気を取られて反応が遅れた。
「…あ、えと…うん!俺が、“さっくん”!です…?」
全っ然上手く話せねえ……!!!!
頭が真っ白になりそうだ。
ど、どうしよ?
何話せば…?
「ふふ、そんな緊張しなくてもいいのに」
男の子は優しく笑いながら相席する。
「あはは……俺、結構コミュ障で……えっと、君が……もしかして…」
男の子の笑顔で俺の気持ちも和らぐ。
この感じ、間違いない。
「うん、俺が“ABEちゃん“だよ」
男の子…“ABEちゃん“は優しく微笑んだ。
「俺は雪ヶ丘中に通う“阿部亮平“です。中3だよ」
「お、俺は素能高に通う“佐久間大介“!高1、です」
“ABEちゃん“……阿部くん、か…
結構まんまの名前だったんだな…笑
いや、でも俺も“さっくん“だしわかりやすいか、笑
「じゃあ、佐久間でいいかな?」
「う、うん!!じゃ、じゃあ俺は……」
阿部くん?亮平くん?
え?どうしよ、何て呼ぼうか?
「呼びやすい呼び方でいいよ」
優しく笑ってくれる。
じゃ、じゃあ………
「“阿部ちゃん“……?」
やっぱりこれが1番馴染んでるんだよね。
阿部ちゃん……
「うん、これからよろしくね」
「……!うん!!よろしく!!」
思わず立ち上がってブンブン腕を振る。
まだ、オンライン上の時と同じようには話せない。
でも、阿部ちゃんと話して楽しいことは変わんない!
よかった、本当によかった!
勇気出した俺、めっちゃ偉い!!
それから、俺と阿部ちゃんはずっとずーっと仲良くなった。
一緒にゲームもするし、何回も会って話したりするし。
阿部ちゃんは素能高校に入学してきて、もっと距離が近くなって、いつも一緒にいれて。
「だからさ、俺には人を笑顔にさせる才能なんてないんだ。俺は、“ABEちゃん“…阿部ちゃんのおかげで変われたんだ」
目を丸くさせてる康二に優しく笑いかける。
「……ほんまに、佐久間先輩…?」
「マジのおおマジだよ!笑」
ま、今の俺をみてたら信じらんねぇよな!笑
「康二もさ、変わりたいって思ってるんじゃない?」
「……っ!」
初めて康二を見た時、俺の中でビビってきたのは、多分あの日の俺と同じ感じがしたから。
詳しい事情はよく知らない。
でも、何となく俺に似てた気がした。
もしも、本当にそうなら俺は協力したい。
「俺から言えるのは、人は変わりたいって思えば誰でも変われるんだよってとこかな?」
「……誰、でも…」
優しく康二の背中を押す。
「他に聞きたいこととかあったらいつでも来なよ。俺でよければ力になるからさ」
康二のことを軽く励ましてたら結構遅い時間になっちゃったなあ。
こんな時間まで学校残ってたのは久しぶりだな。
う〜ん…誰か一緒に帰る人はいないかにゃ〜?
「あれ?佐久間、こんな時間までいるなんて珍しいね?」
ん!!この声は……
「阿部ちゃ〜ん!!!♡♡」
思いっきり飛びついた!
そっか、今日は生徒会の会議があったのか!
へへっ、ラッキー!!
「わっ!も〜、佐久間!笑」
「いやぁ、阿部ちゃんみっけて嬉しくなっちゃってさ!一緒にか〜えろ!」
阿部ちゃんの腕に引っ付く。
阿部ちゃん、俺の大切で大大大好きな人。
これからもずっと大好き!!!