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#すれ違い
ruruha
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あまれな
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「圭にも、見捨てられた」
悠斗は、完全に一人になった。助けてくれる人は一人もいない。
「でも、これで、学校に行かなくて、良くなったんだ。いじめられずに済む、んだ」
そう、悠斗は自分に言い聞かせた。でもやっぱり、圭に見捨てられたことが一番辛かった。
「もう、ここにいる意味、何にもないよ、。僕は、どうしてここに、いるんだろう」
悠斗は、なぜ生きているのかわからなくなってしまった。今まで少しずつ溜まっていたものが、今回の件で溢れてしまったのだ。
もう、自分一人では取り返しがつかない。一人だけじゃ誤解を解けない。
と、諦めてしまったのだ。広まってしまった噂は止められないと、はっきりわかったから。
「もう、死んでもいい、よね。生きてる意味、ないし。どうせ学校行っても周りから冷たい目で見られて、冷たい態度を取られるんだ。きっと、圭からもされる。」
それから悠斗は、家に引き篭もった。外にも出ず、ずっとベッドの上で時間を浪費した。そして、悠斗の中から感情がなくなった。
ー僕って、何したいんだっけ?あれ。僕って誰なんだっけ?何が好きで何が嫌いだった?あれ、僕って、どうして、ここにいるんだっけ?
悠斗は、完全に闇の中に落ちてしまったのだ。自分一人の力では戻ってくることができないほど、深い闇の中へ落ちてしまった。
「あ、そうだ。リスカしよ。そうすれば少し楽になれるかも」
そう言い、悠斗は自分の腕に傷を作った。何回も作った。
「もう、痛いのかどうかもわかんないや。この血は、流しっぱなしでいいかな。どうせ死ぬんだから」
悠斗は、死を見ていた。現実じゃない。死というものを見ていた。真っ直ぐ、死を直視していたのだ。希望なんかかけらもない。
「あ、そうだ。薬、やろうかな。大量に飲めば死ねるかな。まあ、やってみる価値はあるか」
そして悠斗は、ODに手を出した。もう悠斗は、自分だけでは戻ってこれないほど、死に近づいていったのだ。
コメント
3件
うわ……読んでて胸がぎゅってなったよ。 悠斗、完全に一人になっちゃったんだね。圭くんにまで見捨てられたって思っちゃったの、本当に辛い。自分で「死んでもいい」って言い聞かせるような感じ、読んでてこっちまで息ができなくなりそうだった。 「生きてる意味ない」って思うほど追い詰められて、感情が消えて、自分が誰かもわからなくなるところ……リアルで怖かった。 shizukuさん、この重さをちゃんと描けるの、すごいよ。 悠斗のこと、ちゃんと見てるからね。