リサーチに夢中で、気づけば30分以上過ぎていた。
🖤「阿部ちゃん、起きて」
照明を少し落として、そっと揺すりながら声をかける。
💚「ん…」
🖤「お風呂入ろう?」
💚「眠い…」
薄明かりでも眩しそうで目が開かないのが可愛い。
🖤「帰れなくなるよ?」
💚「泊まる」
🖤「ダメ、明日早いんでしょ」
眠い眠いとグダグダする阿部ちゃんに顔を寄せ、耳元で
🖤「そんなに起きられないなら、先に‘して’あげようか?」
と囁いてみると、唸るような声をあげ、渋々といった様子で身体を起こした。
🖤「そんな嫌がらなくても」
💚「嫌だ、お風呂入る」
🖤「はいはい、偉い偉い」
手を引いてお風呂へ。
よほど眠かったんだろう、阿部ちゃんは湯船でも俺に凭れて何度かウトウトしていた。
🖤「ねぇ」
💚「………」
瞼が閉じている。
🖤「もう」
うなじに口付けると阿部ちゃんの身体がぴくっと跳ねた。
💚「やだ…」
🖤「だーめ、寝るなら先にするって言ったでしょ」
うなじに、首筋に、舌を這わせてキスを繰り返す。
阿部ちゃんの荒い息遣いが聞こえてくる。
コメント
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疲れてるのに😆