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前回の続き。

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Krside


阿片だ、阿片のせいだ。

なんでこうも此奴きんときは不幸な目に会う、

今も背中で苦しんでいる彼を見ると心が痛い、もう少し、もう少しの辛抱だから、耐えてくれ。

指先は冷たいし、呼吸も弱い、相当阿片を飲まされたのだろう、なのに無闇矢鱈と動いたせいでもっと体に阿片が回ったのだろう。

酒のお陰で心拍数は上がって、血流が良くなってただでさえ阿片が回りやすかったのに。


俺は走って戻り、布団に彼を寝かせた、まだみんなは戻ってきていないようだ、それはそうだろう、シャークんは寝ている、シャークんの横に下ろせば、点滴、輸血、と直ぐに用意し、彼に取り付けた。

あの状態で、幻覚を見ているはずなのによくあの店の店長を見分けた、そしてよく暴れなかった、そんな体力なかったのかもしれないが、よく耐えたと思う。

俺はきんときの頭を軽く撫でた。


Nk「やっぱりいなかった……ってきんとき?!」


急に医療室に入ってくれば、布団に横たわる彼を見て飛び付いてきた、


Nk「きんときは大丈夫なの?、どうしたの?、何があったの?」


こんな感じで質問攻め。


Kr「なかむ、落ち着け、一つ一つ答えていくから、」


これまでの経緯を話せば、なかむは復讐の目の色をしていた、恨み、憎悪、


Kr「大丈夫だ、きんときがしっかり殺した。」


Nk「殺せたの……?」


Kr「多分死んだ筈。」


Nk「きんときは……?きんときは大丈夫なの?、」















Kr「……結構危ない。」



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