テラーノベル
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13話目もよろしくお願いします!
スタートヽ(*^ω^*)ノ
「ドキドキ夏祭り」
夏祭り当日。
レトルトは少し早めに集合場所へ着き、落ち着かない様子で辺りを見渡していた。
(浴衣……変じゃないかな)
幾何学模様の淡い黄色の浴衣。
普段は着ることのない装いに、何度も帯を気にしてしまう。
人混みの中から聞き慣れた声がした。
🐈⬛「レトさん、お待たせ!」
振り返ると、そこにはキヨが立っていた。
深い赤色の浴衣。
少しラフに着こなしたその姿は、いつもよりぐっと大人っぽく見える。
思わずレトルトは見惚れてしまった。
一方のキヨも、その場で動きを止める。
🐈⬛🦀「……」
無言で目が合う。
お互い何か言おうとするのに、言葉が出てこない。
🐈⬛(レトさんの浴衣……まじで可愛い。)
淡い黄色が柔らかな雰囲気によく似合っていて、思わず見入ってしまう。
🦀(キヨくんの浴衣、かっこいい。)
普段とは違う姿に、胸がどきりと鳴る。
しばらく無言の時間が流れたあと、先に口を開いたのはキヨだった。
🐈⬛「レトさん、その浴衣……すげぇ似合ってる。」
少し照れくさそうに笑う。
レトルトは耳まで赤くしながら視線を逸らした。
🦀「ありがとう……///キヨくんも、すごく似合ってる。」
その一言に今度はキヨが照れる番だった。
🐈⬛「え、マジ?」
🦀「うん。」
短いやり取りなのに、二人とも顔が熱い。
照れ笑いを浮かべながら、お互い視線を合わせたり逸らしたりを繰り返す。
ぎこちない空気が流れる中、後ろから明るい声が聞こえた。
🥷「2人とも、お待たせー!」
振り向くと、そこにはガッチマンと牛沢。
ガッチマンは落ち着いた藍色の浴衣。
牛沢は深緑の浴衣をさらりと着こなしていた。
🐈⬛「おー!」
キヨの表情がぱっと明るくなる。
🐈⬛「2人とも浴衣似合うじゃん!」
🦀「ほんまや!」
レトルトも嬉しそうに頷いた。
🦀「綺麗な色の浴衣やなぁ!」
🥷「ありがと」
ガッチマンは照れくさそうに笑う。
🥷「浴衣なんか何年振りかな。歩きにくいね〜」
裾を気にしながら苦笑いした。
その横で牛沢がふと振り返る。
🐮「なぁ」
🥷「ん?」
🐮「帯、崩れてない?」
背中を向けてガッチマンに確認してもらう。
ガッチマンは帯を軽く見て、
🥷「うん、大丈夫!綺麗だよ」
とにっこり笑った。
🐮「ありがと」
牛沢はほっとしたように頷く。
そのやり取りを見ていたキヨがニヤニヤし始める。
🐈⬛「ふ〜ん….(にやにや)」
#top4
せきこみごはん
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#BL
魑魅魍魎
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#kyrt
魑魅魍魎
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🐮「なんだよ、キヨ」
牛沢が鋭い目でキヨを睨む。
🐮「浴衣なんか滅多に着ねぇから、確認しただけだろ」
🐈⬛「はいはい(ニヤニヤ)」
いつもの風景にガッチマンは笑いながら肩をすくめる。
🥷「さ、せっかく4人揃ったし行こっか!」
その一言で、4人は祭りの賑わいへ向かって歩き出した。
提灯の灯りが並ぶ夜道には、祭り囃子が楽しそうに響いていた。
花火が始まるまでの間、4人は屋台を回ることにした。
🐈⬛「俺!焼きそばと、たこ焼きと、りんご飴と、綿飴と〜….」
キヨは目を輝かせながら、次々と屋台を指さしていく。
🦀「食い過ぎだって」
レトルトは苦笑いする。
🐈⬛「祭りなんだからいいじゃん!」
🦀「絶対あとで腹壊すやつやん」
そんな二人のやり取りを横目に、牛沢がガッチマンへ声をかけた。
🐮「ガッチさん、何にする?」
🥷「んー、俺は焼きそばかなぁ」
少し考えてから、
🥷「あー、でもはしまきも食べたいなぁ」
と呟く。
🐮「じゃあ俺、はしまき買うから半分こしよ」
牛沢がニコリと笑いながら言う。
🥷「ほんと?ありがと、うっしー」
ガッチマンは嬉しそうに笑った。
その様子を少し離れた場所から見ていたキヨとレトルトは、小声でひそひそ話を始める。
🐈⬛「ねぇ」
キヨがレトルトの耳元で囁く。
🐈⬛「あの二人……付き合ってんの?」
🦀「さぁ?」
レトルトも小さな声で返す。
🐈⬛「さっきから距離感おかしいよね」
🦀「確かに….」
二人はじーっとガッチマンと牛沢を見つめる。
すると、その視線に気付いた牛沢が振り返った。
🐮「……なんだよ?」
じろり。
鋭い視線が飛んでくる。
🐈⬛🦀「「いや、別に〜?」」
キヨとレトルトは声を揃えて視線を逸らした。
ひとしきり屋台を回り終えた四人は、それぞれ買った食べ物を片手に祭りの通りを歩いていた。
キヨはたこ焼き。
レトルトはりんご飴。
ガッチマンは焼きそば。
牛沢ははしまき。
祭り囃子が流れる中、4人は他愛もない話をしながら歩く。
その時だった。
🦀「キヨくん」
レトルトがふいに立ち止まる。
🐈⬛「ん?」
🦀「口、ソースついてるで」
キヨが慌てて口元を拭おうとすると、
🦀「違う違う、こっち」
レトルトはくすっと笑いながら指を伸ばした。
そして、キヨの口元についたソースをそっと拭い取る。
🦀「はい、取れた」
そう言って、自分の指についたソースをぺろっと舐めた。
その何気ない仕草に、
🐈⬛「……っ/////!」
キヨの顔が一気に赤くなる。
🐈⬛「あ、あの……レトさん……」
言葉がうまく出てこない。
🐈⬛「えっと……ありがと////」
しどろもどろになりながら礼を言うキヨを見て、レトルトは楽しそうに笑った。
🦀「ふふっ、キヨくん照れすぎ」
その様子を後ろから見ていたガッチマンが肩をすくめる。
🥷「ひゅー、お熱いねぇ、お二人さん」
牛沢も呆れたようにため息をついた。
🐮「いちゃつくのはいいけど、見せつけてくるなよ」
🐈⬛「違うって!」
キヨは真っ赤な顔のまま慌てて否定する。
🐮「分かりやすすぎるだろ」
レトルトは笑いを堪えきれず吹き出した。
🦀「キヨくん、顔真っ赤やん」
🐈⬛「レトさんまで、やめろって〜!」
祭りの賑わいの中、4人の笑い声が響く。
🥷「うっしー」
ガッチマンがふと牛沢を呼び止めた。
🐮「ん?」
🥷「帯、少し崩れてるよ。こっち来て」
そう言って牛沢の腕を軽く掴み、自分の方へ引き寄せる。
牛沢は素直に背中をガッチマンの方へ向け、
ガッチマンは器用に帯を整えていく。
🥷「これでよし」
帯をぽんっと軽く叩いた。
🐮「あ、ガッチさん。ありがと」
牛沢は少し照れくさそうに笑い、耳がほんのり赤くなる。
🥷「どういたしまして」
ガッチマンもにっこり笑った。
その自然なやり取りは、まるで長年連れ添った二人のようで….。
少し離れたところで見ていたキヨとレトルトは、また顔を見合わせた。
🐈⬛「……ねぇ」
キヨが小声で囁く。
🐈⬛「あの二人、やっぱ付き合ってない?」
🦀「怪しいなぁ」
レトルトも真剣な顔で頷く。
🦀「距離近いよね」
🐈⬛「だろ?」
二人は腕を組みながら、探偵のような表情でガッチマンと牛沢をじーっと観察する。
その視線に気付いた牛沢が振り返った。
🐮「……また何見てんだ、お前ら」
🐈⬛🦀「「いや、別に?」」
息ぴったりに返事をする二人。
🐮「さっきからジロジロ見過ぎなんだよ」
牛沢は呆れたようにため息をつく。
🐈⬛「だってなぁ…」
キヨはレトルトの方をちらっと見る。
🐈⬛「なんか二人、距離近くない?」
🦀「うんうん」
レトルトも真剣な顔で頷く。
🐈⬛「なんか….前と空気が違うくない?」
🐮「だったらなんだよ!」
牛沢は少し眉をひそめ、二人を睨んだ。
🐮「さっきから好き勝手言いやがって」
牛沢の低い声に、キヨとレトルトはビクッと小さく肩を震わせた。
すると、その間にガッチマンが穏やかに割って入った。
🥷「まぁまぁ」
優しく笑って二人を見る。
🥷「実はさ….」
少し照れたように頭をかきながら続ける。
🥷「俺たち、両想いなんだよね」
その場の空気が一瞬止まる。
🥷「うっしー、もうすぐ俺の恋人になるの」
ガッチマンは照れ隠しもせず、にこにこと笑った。
🐮「ちょ、ガッチさん!」
耳まで赤くしながら牛沢が慌てて声を上げる。
🐮「….言っていいの?」
小さな声で問いただす牛沢に、ガッチマンは優しく笑いかける。
🥷「大丈夫だよ」
そしてキヨとレトルトへ視線を向けた。
🥷「この二人には話してもいいかなって思ってさ」
少し照れくさそうに笑う。
🥷「俺ら、友達じゃん?」
その一言に、牛沢は少しだけ目を伏せた。
恥ずかしそうに口元を緩めながら、小さく頷く。
🐮「……まぁ、そうだけど」
その反応を見たキヨとレトルトは顔を見合わせる。
🐈⬛🦀「「えぇぇぇぇーーー!?」」
祭りの賑わいに負けないくらい大きな声が響いた。
🐈⬛「だから、あの距離感だったのか!」
キヨが驚いて叫ぶ。
🦀「両想いやったんや!」
レトルトも目を丸くして笑う。
ガッチマンは照れ笑いを浮かべ、
🥷「まだ”もうすぐ”だけどね」
クスッと笑いながら横で顔を赤くして俯く牛沢の肩をそっと抱き寄せた。
🐮「……だから恥ずかしいって////」
そんな牛沢の様子を見て、三人は笑い合った。
🦀「でも、もうすぐって、どういう意味?」
🐈⬛「まだ付き合ってないの?」
レトルトとキヨは目を輝かせながら二人に詰め寄る。
🥷「えっとね……」
ガッチマンが照れ笑いを浮かべ、話し始めようとした、その時だった。
ドーーーン。
腹の底まで響く大きな音。
一発目の花火が夜空いっぱいに咲いた。
🐈⬛🦀🥷🐮 「わぁ……!」
四人は同時に空を見上げる。
黒い夜空を、赤、青、金色の花火が次々と染め上げていく。
パラパラと降り注ぐ火の粉が、まるで星空が崩れてきたようだった。
祭り囃子も人々の話し声もその瞬間だけは遠く感じ、4人は ただ花火に見入っていた。
夏の夜風が浴衣の袖を揺らす。
蝉の声はいつの間にか静まり、代わりに花火の音だけが夜空へ響いていく。
🦀「綺麗やなぁ……」
レトルトがぽつりと呟く。
🐈⬛「うん。」
キヨも小さく頷いた。
大輪の花火が咲くたび、レトルトの横顔が色とりどりの光に照らされる。
赤く染まったかと思えば、次の瞬間には青白く輝く。
その表情があまりにも綺麗で、キヨは思わず見惚れてしまった。
🦀「……キヨくん?」
視線に気付いたレトルトが首を傾げる。
🐈⬛「いや……」
キヨは少し照れくさそうに笑う。
🐈⬛「花火も綺麗だけど、レトさんも綺麗だなって…//// 」
🦀「もう……キヨくん…////」
キヨはゆっくりと手を伸ばし、レトルトの手を優しく握った。
少し緊張したようなその手に、レトルトは一瞬驚いた表情を見せる。
けれどすぐにふっと笑い、そっと握り返した。
二人は何も言わず、もう一度夜空を見上げる。
ただ、隣にいるだけで心が満たされていく。
次々と咲く花火が、まるで二人を祝福しているようだった。
少し離れた場所では、ガッチマンと牛沢も並んで花火を眺めている。
🥷「夏って、あっという間だな〜。」
ガッチマンが静かに呟く。
🐮「そうだな。」
牛沢も空を見上げたまま答えた。
花火の光を受けて柔らかく笑う牛沢を見て、ガッチマンは静かに微笑む。
そして、そっと牛沢の手を握った。
🐮「……っ!?」
牛沢は一瞬肩を震わせ 驚いたようにガッチマンを見ると、その穏やかな笑顔と目が合った。
少しだけ照れたように目を逸らしながらも 何も言わず、その手をぎゅっと握り返す。
夜風が四人の浴衣を揺らす。
誰も何も話さない。
ただ花火の音だけが夜空に響き続ける。
受験勉強に追われる毎日。
こうして四人で笑い合える時間は、きっともう多くはない。
だからこそ、この景色を忘れたくなかった。
夜空いっぱいに広がる大輪の花火。
隣にいる大好きな人。
4人の笑い声。
浴衣の裾を揺らす風。
どれも、この夏だけの特別な思い出だった。
🦀「また来年も、4人で来れたらいいな。」
レトルトのその一言に、
🐈⬛「そうだな!」
キヨは迷わず答えた。
ガッチマンと牛沢も顔を見合わせて笑う。
🥷「来年はお前たちが受験だけどな」
キヨとレトルトは苦笑いする。
🐮「俺らも受からないとな。」
牛沢の言葉にガッチマンは小さく頷いた。
夜空には、ひときわ大きな花火が音を立てて咲き誇っていた。
4人はそれぞれ、大切な人の手を握りながら、その夏だけの特別な景色を静かに胸へ刻んでいた。
続く
コメント
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夏祭りキターーーーーー‼️‼️ もう本当に尊いよ……しかも、ガッチさんとうっしーが両思いとか………最高じゃねぇか😭 うっしーの照れは世界を救う😇 次回も楽しみ‼️全力待機💪
ああ、夏祭りのエピソード、めっちゃ良かったです…🥀 レトルトくんがキヨくんの口元のソースを拭いて♡♡♡ところ、完全に無自覚な殺人行為だと思いました(褒めてる)。キヨくん真っ赤になっちゃってて可愛い…。 ガッチマンさんとうっしーの「もうすぐ恋人になる」の告白シーン、自然に出てきたのが本当に良くて。長年連れ添ったカップルみたいな距離感、ずるいですよね。 最後の花火のシーン、4人それぞれが手を繋いで見上げる景色がすごく綺麗で、ジーンと来ました。夏の終わりの切なさと温かさが同時に来て、読んでて幸せな気持ちになりました🌙 続き、めっちゃ気になります…!