こんにちは、○○です
ただいまの状況を説明すると、執事達と挨拶終わった後に部屋に案内されたところです。
「暇だ〜……」
部屋に案内されたはいいけど、何もすることねぇんだよな…ていうか今日からアイツのこと主様呼びしなきゃなんねぇの?あ、アイツってぶりっ子のことね
けど流石に本人とか執事達の前でアイツ呼びはダメだよな〜、ダルぅ
コンコン
「はぁ〜い?誰ですか?」
「お、俺です…フルーレです」
「どうぞ〜」
ガチャ
「どしたフルーレ?なんか用?」
「○○用のメイド服を仕立てるために採寸をしに来たんだけど」
え…メイド服、着るの?
「ち、ちなみにメイド服ってどういうの?」
「え?こういうのだけど…」
うわ…スカートだ、フリルだ…無理
「あの…ちなみにデザイン変えることはできる?」
「べ、別にいいけど…どんなのがいいの?」
「えっと、ズボンにしてもらってフリルは少なめ、あと腰にナイフ刺せる感じのがあったらいいかな」
「な、ナイフ!?」
「ほら、なにかあったら困るでしょ?私武術習ってたからさ!」
「そ、そうなの?じゃあ分かった、また後でくるね」
ガチャ
ふぅ…Theメイド服ルートは回避できた…ナイスだ私
とはいえ結局暇になったな〜……ハナマルのところにでも行くか、どうせサボってるだろうし
「よぉ〜、ハナマルいるか〜?」
「お、○○ちゃんじゃんなにか用〜?」
やっぱりサボってたわコイツ
「暇だったからどうせサボってるハナマルとお茶でもしようかと思ってね」
「ちょっと途中酷いこと言わなかった?」
「気のせい気のせい、はいこれ」
「お、これ街で有名な和菓子じゃん〜ありがとね〜」
よし、なんとか誤魔化せたか…セーフ…
「そうだ、ハナマルって主、様のことどう思ってんの?」
「今の間何?」
「気にしないで、なんにもないから」
しょうがないじゃん!慣れないんだもん!
「ん〜…まぁ可愛いんじゃない?性格はあれだけどさ…」
アレが可愛いのか…ここの顔面偏差値の基準どうなってんだ(
「逆に○○ちゃんは主様のことどう思うの?」
うわ…嫌な質問返しだ……
「ま、まぁ可愛いとお、思うよ…?」
「絶対思ってなくて草」
「おい少しキャラ崩壊してるぞ正気を保て」
「おっと危ない危ない」
おっとレベルじゃねぇんだよ…もう手遅れなんだよなぁ
「まぁ、○○ちゃんの主様に対する印象は分かったってことで」
「他の人には言わないでくださいこの通り!」
他の人にこの事バレたら絶対こ○される!
「ん〜しょうがないな〜ハナマル様優しいから秘密にしといてあげよう〜」
「ありがとうございますハナマル様!」
「ん、じゃあ俺はそろそろ仕事に戻ろうかね〜」
「え、ハナマル仕事すんの?」
「そりゃしますよ、あとからユーハンに怒られちゃうからね〜」
ユーハン……お疲れ様です
「そっか、じゃあガンバ〜」
はぁ……私もそろそろ寝るか〜、明日から仕事か、ダルすぎイヤすぎワロタ
꒰ঌ♡໒꒱゙
見てくれてありがとうございます!3話もお楽しみに!
コメント
5件
腰にナイフって咲夜ちゃんみたいでかっこいいな~
面白いです!! フォロー失礼しますm(_ _)m