この作品はいかがでしたか?
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私が、不安定になり荒れてから、やっと、少しづつ落ち着いてきた。
1人にならないようみんながしてくれて。
康二くんは実家に。ひーくんは、グループのこともあり、今東京に戻ってった。
私は、阿部ちゃんと、舘さんと居るようになった。
舘さんと一緒に料理したり、阿部ちゃんに勉強教えて貰ったり。調子がいいときは、阿部ちゃんとジムも行くように。
これは、渡辺さんから、言われたから。
ちょっと前に、なんでか2人になっちゃって、
ちょっと気まづくて。そしたら、話しかけられた。
渡『あのさ』
「………はい。」
みんなは私を甘やかす。けど、渡辺さんだけは違ってて。正直、言葉も冷たく感じちゃうし、目も合わせなくなってた。
”深澤傷つけるんなら、許さねーから”
あの時は、呑気に、悪友コンビだぁなんて、感動してたけど、正直、その言葉が、今は私を苦しめてる。
やはり、発作的にね、自傷行為しようとするの。
けど、そのたびに、この言葉がでてきて。
あのとき、腕を見て、一瞬辛そうな顔したふっかさんの顔が忘れられなくて。
留まるんだけどね。
だから、渡辺さんに話しかけられると、気まづくて……。
渡『ジム、こねーの?』
え?
ふっかさんからはなんも言われない。そりゃそうか。基本的に横になることばかりだし。体力はないし。
渡『だいぶ、体力も落ちてるだろ?筋肉も。』
「…………でもっ」
渡『運動した方が、いいとおもうけど?』
「………」
渡『少しは気晴らしにもなると思うし。』
「どうせ……」
渡『(´Д`)ハァ…』
「……Σ( ˙꒳˙ ;)ビク」
た、ため息………っ。
ダメだ………呆れられ………叩かれ………
「……っ!!」
渡『ん?……どした?』
そういって近づいてきた。
「………ご、ごめっ………!」
私は、とっさに、腕で防御……
渡『ちょ、おい!』
「……ッ……泣。」
涼『ただいまー!』
舘さん!!
とおもったら、
深『ただいまー!』
私はダッシュでふっかさんに飛びついた。
深『うわぁっ!』
ラ『っと!びっくりした。どしたの?』
深『いや、俺もびっくりして……ラウいなかったら、危なかったわ(笑)』
ラ『ゆりさん??』
「………(ó﹏ò。)ウゥゥ」
そんな私を、ふっかさんは、抱きしめ、頭を撫でてくれた。
そして、そのまま抱え、リビングのソファーに。
渡『………ごめん。なんか……』
阿『え?翔太が泣かせたの?(笑)』
舘『ん、しかいないでしょ(笑)』
みんなが、渡辺さんを責めちゃう、そしたら……
と、あせってたら、
深『なべ怖いもんね❓わら』
渡『は?』
深『なべだけ、ゆりに厳しいからね❗わら。』
渡『そ、それは……』
舘『翔太なりの愛情だから。ゆりさん、許してあげてよ(笑)』
深『そうそう❗わら』
わかってるけど…………
阿『で?何を言ったの?』
渡『そ、それは………』
阿『あれだけ、言葉使いとか、気をつけるよあいに、照言ってたじゃん?』
深『阿部ちゃん、そこまで。なべは悪くないから。それに、あんまり言うとゆりが怯えてしまうから……』
阿『あ、ごめん…』
深『ほら、ゆりも。もう大丈夫だから、落ち着いて?』
なんか、私子供??
そう思ったら、悲しくなってきて……
その顔を渡辺さんに見られたみたいで
渡『だから、なにかしてみたら?自信にもつながるから。今すぐじゃなくてもさ。ジムなら、俺のいる時間教えるから…』
ラ『え?そんな話?』
「……………」
渡『そう(笑)そしたらなんか、ビビらせたみたいで……俺がちょっと手動かすだけで……』
深『あら、反応しちゃったのね❗わら。大丈夫。誰も手はださないから。ね?』
「…………わかってる………けど」
あ、また、けどって言っちゃった……
渡『なぁ、さっきもさ、けど、でも、ってなにかしら言い訳して逃げようとすんのはなに?』
「………ッ!」
渡『あ、それがだめとかじゃなくて、単に気になって。』
深『私なんか……って思ってる?』
「……………(。_。`)コク」
阿『てことは、翔太がいうように、小さいことでも、出来ること増やす方が、いいじゃん?』
深『なんだかんだ言って、なべも気にしてんだよ、ゆりのこと。』
「……………」
舘『じゃあ、いまから、夕飯つくるし、料理一緒にやる?』
「……する……」
そういって、少しづつ手伝うように。
いまでは、1品は作る。
深『あ、これ、ゆりが作ったやつだ!』
「なんでわかんの?(笑)」
深『ん、俺の好きな味だもん。』
舘『煮物得意らしいよ?』
渡『すげー!!俺も食べる!』
長女「ん!ママの味ー!まだ腕落ちてないね!(笑)」
舘『上から目線(笑)』
深『肉じゃが食べたい………』
「え?」
深『あ、いや、なんかふと思って❗わら』
「…………」
飛鳥『あ………』
長女「ママ、肉じゃが嫌いだよね?」
そう。夢にまでみるくらいに、肉じゃがは……
深『え?そうなの?美味しいのに?』
目『甘めのがいいよね!』
阿『でも、ほら、肉じゃがはおかずじゃない論争あるじゃん??』
深『えー、おかずでしょ!』
渡『なんなら彼女の手作りで食べたいもので一番だろ!?』
目『ふっかさん!隣……』
深『ん?』
で、でも、みんなが食べたいなら作り………ッ
「…………:((((;´・ω・`)))」
あー、やばっ震えが………
飛鳥『ゆり。大丈夫。大丈夫。』
深『あー……もしや、肉じゃが禁句?』
渡『肉じゃが作ってよ。』
「…………え、」
深『俺たちは、食べたいな。』
渡『比べんなってのが無理なら、俺らが、その記憶、塗り替えてやるから。』
「………っ!!」
深『おいなべー!何カッコつけてんだよ!人の彼女に!!』
舘『あははは(笑)ふっか、妬くな(笑)』
こんど、作ってみようかな。
阿『じゃ、次の日はカレーだよね!(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)~♡』
舘『あ、明日カレーにしようと思ってたんだよね』
「じゃあ、明日作ってみる………!」
なんか大丈夫な気がしてきた。
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