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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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私が、不安定になり荒れてから、やっと、少しづつ落ち着いてきた。


1人にならないようみんながしてくれて。

康二くんは実家に。ひーくんは、グループのこともあり、今東京に戻ってった。


私は、阿部ちゃんと、舘さんと居るようになった。


舘さんと一緒に料理したり、阿部ちゃんに勉強教えて貰ったり。調子がいいときは、阿部ちゃんとジムも行くように。


これは、渡辺さんから、言われたから。


ちょっと前に、なんでか2人になっちゃって、

ちょっと気まづくて。そしたら、話しかけられた。


渡『あのさ』


「………はい。」


みんなは私を甘やかす。けど、渡辺さんだけは違ってて。正直、言葉も冷たく感じちゃうし、目も合わせなくなってた。


”深澤傷つけるんなら、許さねーから”


あの時は、呑気に、悪友コンビだぁなんて、感動してたけど、正直、その言葉が、今は私を苦しめてる。


やはり、発作的にね、自傷行為しようとするの。


けど、そのたびに、この言葉がでてきて。


あのとき、腕を見て、一瞬辛そうな顔したふっかさんの顔が忘れられなくて。


留まるんだけどね。



だから、渡辺さんに話しかけられると、気まづくて……。


渡『ジム、こねーの?』


え?


ふっかさんからはなんも言われない。そりゃそうか。基本的に横になることばかりだし。体力はないし。

渡『だいぶ、体力も落ちてるだろ?筋肉も。』

「…………でもっ」

渡『運動した方が、いいとおもうけど?』

「………」

渡『少しは気晴らしにもなると思うし。』

「どうせ……」

渡『(´Д`)ハァ…』

「…‪…Σ( ˙꒳​˙ ;)ビク‬」


た、ため息………っ。

ダメだ………呆れられ………叩かれ………


「……っ!!」


渡『ん?……どした?』


そういって近づいてきた。


「………ご、ごめっ………!」


私は、とっさに、腕で防御……


渡『ちょ、おい!』


「……ッ……泣。」



涼『ただいまー!』


舘さん!!


とおもったら、


深『ただいまー!』


私はダッシュでふっかさんに飛びついた。


深『うわぁっ!』

ラ『っと!びっくりした。どしたの?』

深『いや、俺もびっくりして……ラウいなかったら、危なかったわ(笑)』

ラ『ゆりさん??』

「………(ó﹏ò。)ウゥゥ」

そんな私を、ふっかさんは、抱きしめ、頭を撫でてくれた。

そして、そのまま抱え、リビングのソファーに。


渡『………ごめん。なんか……』

阿『え?翔太が泣かせたの?(笑)』

舘『ん、しかいないでしょ(笑)』


みんなが、渡辺さんを責めちゃう、そしたら……

と、あせってたら、

深『なべ怖いもんね❓わら』

渡『は?』

深『なべだけ、ゆりに厳しいからね❗わら。』

渡『そ、それは……』

舘『翔太なりの愛情だから。ゆりさん、許してあげてよ(笑)』

深『そうそう❗わら』


わかってるけど…………


阿『で?何を言ったの?』

渡『そ、それは………』

阿『あれだけ、言葉使いとか、気をつけるよあいに、照言ってたじゃん?』

深『阿部ちゃん、そこまで。なべは悪くないから。それに、あんまり言うとゆりが怯えてしまうから……』

阿『あ、ごめん…』


深『ほら、ゆりも。もう大丈夫だから、落ち着いて?』


なんか、私子供??


そう思ったら、悲しくなってきて……

その顔を渡辺さんに見られたみたいで


渡『だから、なにかしてみたら?自信にもつながるから。今すぐじゃなくてもさ。ジムなら、俺のいる時間教えるから…』

ラ『え?そんな話?』

「……………」

渡『そう(笑)そしたらなんか、ビビらせたみたいで……俺がちょっと手動かすだけで……』

深『あら、反応しちゃったのね❗わら。大丈夫。誰も手はださないから。ね?』

「…………わかってる………けど」

あ、また、けどって言っちゃった……

渡『なぁ、さっきもさ、けど、でも、ってなにかしら言い訳して逃げようとすんのはなに?』

「………ッ!」

渡『あ、それがだめとかじゃなくて、単に気になって。』

深『私なんか……って思ってる?』

「……………(。_。`)コク」

阿『てことは、翔太がいうように、小さいことでも、出来ること増やす方が、いいじゃん?』

深『なんだかんだ言って、なべも気にしてんだよ、ゆりのこと。』

「……………」

舘『じゃあ、いまから、夕飯つくるし、料理一緒にやる?』

「……する……」


そういって、少しづつ手伝うように。

いまでは、1品は作る。


深『あ、これ、ゆりが作ったやつだ!』

「なんでわかんの?(笑)」

深『ん、俺の好きな味だもん。』

舘『煮物得意らしいよ?』

渡『すげー!!俺も食べる!』

長女「ん!ママの味ー!まだ腕落ちてないね!(笑)」

舘『上から目線(笑)』

深『肉じゃが食べたい………』

「え?」

深『あ、いや、なんかふと思って❗わら』

「…………」

飛鳥『あ………』

長女「ママ、肉じゃが嫌いだよね?」


そう。夢にまでみるくらいに、肉じゃがは……


深『え?そうなの?美味しいのに?』

目『甘めのがいいよね!』

阿『でも、ほら、肉じゃがはおかずじゃない論争あるじゃん??』

深『えー、おかずでしょ!』

渡『なんなら彼女の手作りで食べたいもので一番だろ!?』

目『ふっかさん!隣……』

深『ん?』


で、でも、みんなが食べたいなら作り………ッ

「…………:((((;´・ω・`)))」


あー、やばっ震えが………


飛鳥『ゆり。大丈夫。大丈夫。』

深『あー……もしや、肉じゃが禁句?』

渡『肉じゃが作ってよ。』

「…………え、」

深『俺たちは、食べたいな。』

渡『比べんなってのが無理なら、俺らが、その記憶、塗り替えてやるから。』


「………っ!!」


深『おいなべー!何カッコつけてんだよ!人の彼女に!!』

舘『あははは(笑)ふっか、妬くな(笑)』


こんど、作ってみようかな。


阿『じゃ、次の日はカレーだよね!(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)~♡』



舘『あ、明日カレーにしようと思ってたんだよね』


「じゃあ、明日作ってみる………!」


なんか大丈夫な気がしてきた。


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