青井視点
今日は仕事が長引いた。外は雨。さっさと家に帰ろうと思い、車に乗った。少し走らせていると、路地裏に暗い中人影が見えたので、俺はこんな時間に誰だ、と思い車から降りた。車に置いてあった傘を持ち、人影に近付いていくとそれは、
青井「つぼ…浦?」
つぼ浦だった。
体が丸まっているが、こいつの特徴のアロハシャツ。サングラスは外していたが間違いない。
青井「…ッおい!つぼ浦っ!大丈夫?!」
中々動かないので心配したが、つぼ浦に近付くとつぼ浦は吐息を立てていた。俺は内心すごく安心した。なぜこんな時間に、と思いながらつぼ浦を抱きかかえ、車に乗せ家に向かった。
つぼ浦をベットに降ろし、震えていたので布団をかけてあげた。つぼ浦に何があったのだろう、と俺は思った。つぼ浦は裸足、それに場所は路地裏。何より驚いたことは、つぼ浦の目が赤かった。きっと泣いていたのであろう。いつも元気なつぼ浦が泣いている、と言うのは衝撃であった。またつぼ浦が起きた時話を聞いてみようかと考えた時には、俺は眠りについていた。
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