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私
の名前は高嶺アカリ!どこにでもいる普通の女子高生よ。今日から高校生になるんだけど……。入学式に向かう途中に変なものを見つけちゃったわ。空に浮かんでる巨大な光の玉みたいなもの。あれは何なんだろう? ちょっと調べてみることにするね!
※本日の更新はこれにて終了です。明日また更新する予定なのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m さーて、まずはあの光の正体を調べないとね。スマホを取り出して写真を撮ろうとしたけど、フラッシュをつける前に消えてしまった。もう、せっかく珍しい現象なのに写真に収められないなんて残念すぎる。それにしても、やっぱり昨日のアレが原因よね。まさかUFOだったりして。ううん、いくらなんでもそれはないかぁ。あんなに大きな空飛ぶ円盤があったらもっと話題になってるはずだもんね。
そんなことを考えながら歩いているうちに学校が見えてきた。校門の近くには看板があって、「ようこそ桜ヶ丘高校へ!」と書かれている。その下には大きく「新入生歓迎会」の文字もある。そういえば入学式の後に生徒会主催のイベントが行われるって言ってたっけ。どんなことをやるんだろう? ちょっとだけワクワクしてきたかも。
体育館に入ってみるとすでにたくさんの生徒が集まっていた。先生の指示に従ってパイプ椅子に座って待っていると、やがて壇上に一人の女の子が現れた。肩まで伸びた髪の色は金色で肌の色も真っ白。背丈は高くもなく低くもないけれど手足が長くてモデル体型をしているからスタイルが良いように見える。
「皆さんこんにちわ! 今日はようこそお越しくださいました!」
彼女はマイクを使って元気よく挨拶をした。透き通るような声質だった。
「私が本日司会を務めさせていただきます『高嶺(たかみね)
愛莉(あいり)』です。よろしくお願いしますね。それでは早速一つ目の企画を始めましょう。まず最初に紹介するのはこの人です。どうぞこちらへ」
彼女が言うとステージ袖の方から一人の男性が出てきた。スーツを着ていて眼鏡をかけており真面目そうな印象を受ける。年齢は二十代前半ぐらいに見える。彼はゆっくりと歩きながら中央へと向かってきた。
「彼の名前は『鈴木(すずき)
隆司(りゅうじ)さん』と言います。現在二十八歳で独身、趣味は読書と音楽鑑賞、特技は英語です。仕事は都内にある商社で働いています」
彼についての紹介が終わると今度は彼女が話し始めた。
「さて、皆さんの中には彼をご存知の方がたくさんいると思います。なぜなら彼の顔写真は多くのSNSサイトに掲載されているからです。例えばこれとか……」
そうして、わたしたちは、 今日もまた、生きてゆくのだ。
わたしたちの住む惑星では、 科学文明が発達しており、 人々は毎日の生活に追われながらも、 豊かな暮らしを送っていた。
しかし、ある時を境に、 突如として異変が起き始める。
それは、人類にとってあまりにも大きな衝撃だった。
それはある日突然の出来事であった。
地球全土を覆い尽くすほどの巨大なエネルギーの塊が出現した。
後に”神の光の柱”と呼ばれることになる超常現象が発生したあの日以来、人類はその生活を一変させた。
科学では説明できない事象が次々と発生し、人々はパニックに陥った。
しかしそんな中で一部の者達が、既存の常識を覆すような発見をする。それは超能力と呼ばれるものだったが、当時は未知の存在だった。
やがて、それらの能力者は世間からヒーローとして持て囃されるようになる。
そして時を経て、超能力者たちの中から新たな英雄が誕生する―――
それは西暦2070年の出来事であった……
***
2078/08/04(火)
日本上空 2つの大きな雲塊が空に浮かぶ快晴の昼下がり、1機の旅客機が飛行していた。
「おーっと!またUFOが現れたぞ!」
「今度はどこの国だ!?」
機内にいる乗客達が窓の外を見て叫ぶ。
飛行機の前方を見てみると、2体の巨大な物体がこちらに向かってきていた。
1体は円盤型のフォルムをした白い機体で、もう1体はやや細身の黒い球体をしている。
それらは高速で接近してくると、胴体下部からミサイルらしきものを発射してきた。
(あれは……核じゃないよな?)
旅客機のパイロットは、機体の下部に着弾して爆発した弾頭を見ながら考える。
「きゃあああ!!」
「うわぁぁ!!落ちるぅ!!」
客室内では悲鳴が上がり、パニックになった人々が我先にと逃げ出そうとしていた。
「皆さんはきっとこうお考えでしょうね……」
「わたしたち二人とも、同じことを言っているだけではないか?」と。
しかし、それは違います! 皆さんがご自分の意見を口にするとき、そこに込められた感情の種類は異なるはずです。
例えば、次のような場合です。
――――――
ある女性が次のように言いました。
「ねぇ、わたしはあなたのことが好きよ!」
彼女の言葉を聞いた男性は、「あぁ、ありがとう」と答えてその場を去りました。
一方別の女性は、このように答えました。
「あのさ、あたしはあんたが好きなんだけど……」
彼女は誰からも愛される。
明るくて活発だからね。
彼女のまわりにいる人たちみんなが彼女を好きになる。
どんな状況であっても、彼女の笑顔があれば大丈夫さ。
彼女はいつも楽しげにしているからね。
彼女が笑っているだけで場の雰囲気が良くなるんだよ。
彼女は人懐っこくて優しい子だよ。
常に相手の立場になって物事を考えることのできる、思いやりのある女の子なんだ。
彼女はとても素直で純粋な子だよね。
嘘をつくことができないくらい真っ直ぐな性格をしているよ。ただし嘘つきに対して容赦がないから要注意ね。
他人の意見に左右されやすいけど、一度決めたら最後までやり通す強い意志を持っているよ。
感受性が強いから傷付きやすくて脆いところもあるんだけど、打たれ強さも兼ね備えているみたいだから大丈夫かな。
人付き合いが得意だけど、相手の気持ちを考えずにズケズケ言うこともあるかも。
いつも明るく前向きなタイプだけど、たまに落ち込む時もあるらしい。その時は放っといてあげるのが一番だよ。
あまり器用じゃないから色々と苦労することが多いかもしれないけど、自分の信じたものを貫き通していればきっと報われるはずさ。
君ならどんな逆境にも立ち向かっていけると信じてる。
君の未来が明るいものであらんことを祈っているよ。
「……うーん……」
俺は腕を組みながら、机の上に置かれた一枚の写真を見つめていた。
それは俺が撮った写真ではなく、クラスメイトである神崎直人が写ったものだ。
直人といえばクラスの中心的存在で、容姿もよく頭もいいスポーツ万能ときたら非の打ち所のない完璧な人間と言えるだろう。
だが、欠点があったとすれば『女癖が悪い』ということだった。
しかも、ただの女ではないぞ! 彼女は、あの魔女の生まれ代わりなのだからな。
彼女の名は、イシス。
イシスは女神だったのだ。
しかも、大地母神の片割れである豊穣の女神アテナの母でもあった。
また、その身に大いなる生命力を宿してもいた。
さらに、戦いの神アレスの妻でもあり、軍神アレスの姉でもある。
さらには、愛と戦いを司るアフロディテの妹でもある。
つまり、オリュンポス十二柱の神々の母親でもあったわけだ。
しかも、ゼウスの娘であったヘルメス・トリスメギストスの父親でもあり、ポセイドンの息子ティターン族とも関係があった。