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(証拠付きで情報提供って言っているけど、どの程度の証拠なの?誤魔化せる範囲…?)
突然の不倫バレに動揺しながらも、みゆは頭をフル回転させる。
隣に視線を向けると、颯太は目を泳がせながら右手でネクタイの結び目を触っていた。
颯太もあまりに予想外の展開で、この窮地を切り抜けられるような言い訳は思いついていないようだ。
(ったく…。こういう時そうくんって頼りにならないんだよね。ホント使えない)
「黙っていないで何か言ったらどうだ?」
厳しい口調で詰められて、ようやく颯太は口を開いた。
「い…いえ、不倫関係ではありません。同僚として親しくしているので、2人で食事に行ったことなどはありますが…」
もし2人で街を歩いているところを目撃された程度なら誤魔化すことができると思って、一***************************
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