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#バイオハザード
#衝撃のラスト
山根利広
300
しらなみ
60
防衛軍引退
防衛軍本部・司令室。
古流斬はケイトに呼び出されていた。
部屋には二人だけ。
しばらく沈黙が流れる。
やがてケイトが口を開いた。
「古流斬。」
「真面目な話をする。」
古流斬は椅子に座りながら笑う。
「珍しいな。」
「何だ?」
ケイトは静かに息を吐く。
「防衛軍を辞めろ。」
古流斬は少し驚く。
「……え?」
ケイトは続けた。
「お前は今、地獄番人としての仕事がある。」
「家族もいる。」
「休みなんてほとんどないだろ。」
「現世では防衛軍。」
「地獄では番人。」
「その生活を続けたら、お前が潰れる。」
古流斬は苦笑した。
「まぁ……そうだな。」
ケイトは少し笑う。
「言うなら寿退社みたいなもんだ。」
「家族を優先しろ。」
「本音を言えば辞めてほしくない。」
「お前は防衛軍に必要な人材だ。」
「でも。」
「お前自身と家族のことを考えたら、その方がいい。」
部屋は静まり返る。
古流斬は少し考え、ゆっくり頷いた。
「……分かった。」
「今までありがとう。」
深く頭を下げる。
「防衛軍で過ごした時間、楽しかった。」
ケイトは肩を軽く叩く。
「ただし、完全に縁を切るわけじゃない。」
「困った時は助けてくれ。」
「ボランティアでもいい。」
「艦長として力を貸してくれ。」
古流斬は笑って頷く。
「ああ。」
「そのくらいなら喜んで。」
ケイトも笑う。
「それと。」
「しばらく休め。」
「これは命令だ。」
「今まで働きすぎた。」
古流斬は頭をかきながら苦笑する。
「休むの苦手なんだけどな。」
「今回は素直に休むよ。」
ケイトは満足そうに頷いた。
「それでいい。」
古流斬は最後に敬礼した。
「今までありがとうございました。」
そう言って司令室を後にする。
ケイトはその背中を見送り、小さく笑った。
「お疲れ様。」
「古流斬。」
「これからは家族との時間を、大事にな。」
その日、古流斬は防衛軍を引退した。
だが、防衛軍との絆は終わらない。
必要な時は、艦長として仲間たちを支え続けるのだった。
コメント
1件
第184話、読み終わったよ〜!!😭💕 防衛軍を辞める決断、ケイトの「家族を優先しろ」って言葉がすごく沁みた…。古流斬が「休むの苦手」って苦笑いするところ、なんかキャラの優しさと頑張り屋さんな感じがにじみ出ててエモすぎた!!✨ でも「必要な時は艦長として」って絆が続くのがまたいいね…この温かさ、大好きです⋆♡ 古流斬さん、お疲れ様でした!!🌸