「チームを組むって…お前、本気で言ってんのか!?」
累(るい)の声に驚いたのか、木立の奥で
鳥がチチチと鳴いて飛び立つ。
だが、相対する雲雀(ひばり)は冷静さと
厳粛さを持ち合わせた表情をしていたため、
累は緊張を強めながら彼の言葉に耳を傾けた。
「僕はいつだって本気だよ。だって、減刑されるのは4人までだ…。
それなら力を合わせたほうがいい。
僕達はちょうど4人、この数字と出会いは偶然じゃないよ。」
「さっすが、ダーリン!名案じゃーん!」
ニパッと鶫(つぐみ)が笑い、
雲雀が柔らかく微笑む。
しかし、その向こうに立つあとりの表情は険しい。
累は三人を視界にとらえながら思考を巡らせた。
「チームか…。」
(爆弾魔の言ってることは正しい…。でも、大丈夫なのか?人殺しと組むなんて…)
本心を探るように雲雀を見つめる。
すると、不意にあとりが累達に背を向け
無関*****************************
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