「XX年。高層マンションの15階から、
ひとりの男児が投げ落とされました。
それからXX年には、監禁された数名の男女が、
電気による拷問と虐待によって、
無残にも命を奪われました…。」
神妙な顔で事件の概要を淡々と語る水鶏(くいな)。
しかし――。
「ここでは、被害者の痛みを体験しちゃおう~!」
次の瞬間、水鶏は舌をペロッと出して、
裏ピースを決めるのだった。
すると、その様子を呆然と眺めていた受刑者達が、
一斉に目を剥き、モニターに向けて石を投げつけ始めた。
「なにが体験よ!ふざけないで!」
「こんなの死ねって言ってるのと、ほとんど同じだろーが!」
それを水鶏が心底呆れたといった様子で切り捨てた。
「はぁ?なに堂々と戯言言っちゃってくれてんの?
つーか、自分達の立場忘れてない?」
「そもそも被害者の痛みって知ってる?
私はそれをアンタ達に届けたいだけ****************
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