?『久しぶり〜!』
奈津希 (誰?めっちゃ可愛い…!)
佳宏『明里!久しぶりだな。』
明里『そっちはどうなの?元気してる?』
佳宏『ああ。俺も仕事頑張ってるよ。』
奈津希『佳宏君、その人誰なの?』
佳宏『俺の友達の明里だ。』
明里『水野明里です。救急救命士やってます。』
奈津希『あ、私は片山奈津希です。看護師です。』
奈津希『さっきの搬送もやってたんですか?』
明里『ええ。そうよ。』
奈津希『佳宏君とどういう関係なんですか?』
明里『元々、同じ消防署で働いてたけど、私が異動になっちゃって今は別の消防署で働いているの。』
奈津希『そうなんですね。』
明里『てかさ、佳宏は奈津希ちゃんとどういう関係なの?』
奈津希『ただの友達です。』
明里『そうなんだ。』
佳宏『俺、もう行くね。』
明里『あのさ、今夜飲みに行かない?』
佳宏『今日は、奈津希ちゃんと予定あるし…』
奈津希『私なら大丈夫だから。明里さんと飲んできなよ。』
明里『ほら、こう言ってるんだし行こ?』
佳宏『いいよ。』
奈津希『じゃあ、私帰るね。』
佳宏『またね!』
奈津希『うん!』
明里『もうキツくてさー』
佳宏『わかるわー』
明里『あのさ、佳宏って付き合ってる子いないの?』
佳宏『いないけど。』
明里『え〜?カッコいいのにさ。』
佳宏『でも、好きな人はいるよ。』
明里『え〜!?誰!?誰!?』
佳宏『教えるかよ!』
明里『アハハ!そうだよね。』
明里『ねえ、もし私がまだ佳宏のこと好きだったらどうする?』
佳宏『えっ…』
明里『佳宏、私やり直したい。まだ好きなの。』
佳宏と明里の過去…
1!2!3!4!…
佳宏は筋トレをしていた。
明里『よく頑張ってるねー』
佳宏『明里!』
明里『見てるだけで暑いよ。』
佳宏『消防士は体力が必要だからな。いつでも出動できるようにしなきゃな。』
明里『すごいじゃん!頑張ってね。』
佳宏『明里もな。』
別の日…
明里『今日は救命講座あるから準備しなきゃ…』
明里 (この人形重いんだよな…)
佳宏『明里、大丈夫?』
明里『大丈夫、だよ。』
佳宏『俺も手伝うよ。』
明里『いいって…わっ!』
佳宏『…っぶな!』
明里『ごめん!』
佳宏『一人で頑張るな。俺を頼れよ。』
明里『うん。』
そして明里と佳宏は付き合ったのだが…
明里『私、佳宏と付き合えない。』
佳宏『何で…?』
明里『私、親の介護しなければならないから。忙しくて会えない。だから、その前に別れよう。』
佳宏『わかった。』
明里『別れても友達でいて。』
佳宏『ああ。』
今に至る…
明里『ねぇ、ダメ?』
佳宏『ごめん。俺、明里のこと恋愛対象として見れない。』
明里『ハァー。そういうと思った。』
明里『奈津希ちゃんのこと好きなんでしょ?』
佳宏『なっ…!』
明里『バレバレだよ〜』
佳宏『…ッ!そうだよ!』
明里『早く告白しないの?』
佳宏『まだダメだと思う。』
明里『何で?』
佳宏『恋愛対象として見てないから。』
明里『確かに。』
奈津希『ただの友達です。』
明里『奈津希ちゃんの誕生日にプレゼントをあげるとか?』
佳宏『確かに…』
その頃奈津希は…
奈津希『明里さんと佳宏くん仲良かったな…』
プルル…←電話の着信音
梨沙『奈津希、今日のデートどうだった?』
奈津希『別に、どうってことなかったけど。』
梨沙『どうしたの?テンション低いけど。』
奈津希『佳宏くんと仲良しの女性がいて…』
梨沙『気にしない方がいいよ。』
梨沙『あっ、そうそう!千葉先生が別荘でバーベキューしようだってー!』
奈津希『えぇ!?』
梨沙『他の人も来るらしいし行かない?』
奈津希『まぁ、いいけど…』
梨沙『佳宏も誘っとくね!』
奈津希『何で!?』
梨沙『えー別にいいじゃん。』
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