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ぺ「行ってきまーす」
貧乏の家、
家庭環境も悪い
だから、俺は願う
そう、いつも願う
妹は中3、
父は小さい頃に家を出て行き
そこから母は、話を聞かなくなった
この前は、妹に暴力を振るっていた
[あんたなんか______」
ぺ「ん?」
久しぶりに聞いた母の声
?「ヒックッ…わかりッわかりましたからッ…」
泣き声、とても恐怖が染み込んでる声だ
それは
ぺ「妹の…声だ…」
俺は急いで走った妹の部屋まで
急いで、急いで
[ガチャ]
妹「ヒックッ、お兄ちゃんッ…」
そこには、下を向いてる母と
頬っぺたが赤い妹が座り込んでいた
ぺ「おい!!大丈ッ…」
『ペチンッ』
ぺ「…えっ、?」
母が俺を殴った
これは、れっきとした虐待だ
ぺ「……えなんか」
怒りが込み上げてきた
抑えられないほど
人生初の怒り狂った瞬間だ
そして
人生が終わる瞬間はこの日からだった
数時間後、どれほど経っただろうか
ほとんど記憶はないが
目の前を見ると
怪我をしている母が倒れ込んで涙をながしている
妹の方を見るとうずくまって
“ごめんなさい”
をずっと言いながら泣いている
俺を見ると、
俺の身体中に、血がついている
誰のだろうか?そんな考える時間は無い
母の血だ
俺がやってしまった
すぐ警察と救急車が来た
近所の人が大声に駆けつけて呼んでくれたらしい
警「はぁ、未成年だから逮捕はしないけど、
妹さんは預からせていただくよ」
ぺ「嫌です」
逮捕しないかわりに、妹を連れて行く?
ふざけんじゃねぇよ
妹「…ッ泣」
妹は何聞いても今は多分、ダメだ
俺は1人、何も無くなった
高校2年生にして
全て失った
こんな奴が生きてていいのか
毎日思っている
登校中
ぺ「……」
女「見て〜w親殺しかけたのにのうのうと生きてるよ〜w」
女「普通にキモくね?w」
男「居なくなれよ」
男「やば!?wまだいるの!?早く捕まれよ〜」
あぁ…
「きしょくね?」
「なんで生きてるの?w」
「親に謝れ!あやーまれ!あやーまれ!」
「育ててくれた親に…」
あぁああぁぁぁぁああ!!!!!!
「しかも!?妹にまで…」
「最低すぎる」
「人生終わりじゃん?w」
「あっ!あれだw人生バットエンド!w」
「あれ〜?それ物語じゃなかったっけ?w」
うるさい…うるさいうるさいうるさい!!!!!
人生なんか終わってねぇよッ!!!!!
死ぬまでおわらねぇよッ!!!
終われねぇよ…
?「YouTube…初めて見たら?…ボソッ」
ぺ「!?、誰、?」
俺は素早く声が聞こえた方向からそっちを向いた
紫色の少し長い髪で、身長は低い
声は女子っぽいが…多分男だろう…
ぺ「あ、そ、その!!」
?「…?」
ぺ「い、一緒に…しませんか、?」
勢いだった
だってやり方も分かんないし
彼と一緒に考えた方が効率がいいと思う
?「……分かりました、一緒にやりましょう!」
彼はなぜか、とても嬉しそうだった
自分から誘ってきたのに
自分1人でやれば良かったのに
し「ここが、僕の家です…」
ぺ「…大掃除しよっか、!」
し「…はい、」
彼は“しにがみ”と言った
物騒な名前だな、と思ったけど
自分の方が事件に関して物騒だなと
思った
まず、しにがみの部屋が汚すぎた為に大掃除を始めた
とにかく…しにがみの家はやばい
電気が止まってたり
水漏れが起こっていたり
業者を呼ばないと行けないこともあった
でも、楽しかった
他の人と違う俺は昔から友達が居なかった
だからしにがみが友達になってくれてとても嬉しいし、
毎日がとても楽しい
ぺ「ふぅー…とりあえずは…おわったな!!」
し「凄いですよ!!ぺいんとさん!!僕の家がこんなに綺麗になるなんて…✨」
ぺ「まだ綺麗では無いよ〜wしにがみの家がやばすぎて…」
[バタッ]
し「ぺ、ぺいんとさん!?」
し「とりあえず…ベットに運ぶって…僕が持てるか?」
し「…やってみなきゃ!分かんないよね!
よし!!やるぞ!!」