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—現代—
「…それにしても、昔のお前はこんなに攻撃的だったか?」
「…未来の大日本帝国でもいい。」
「は?」
「お前をこの場で殺してやる」
「…なにを言っているのだ、お前h_」
ガキンッ‼︎(米国の弾を刀で弾いた)
「…なんだと?瞬時に弾を察知したのか?」
「近代の技術を舐められては困るし、ここは街中だぞ」
「…今でも戦争をやっているのか」
「いいや?」
「なんだと?どういうことだ」
「大日本帝国…後の日本は、戦争を二度としないと誓ったのだ」
「…それは本当か?」
「私が嘘をついているように見えるか」
「……」
「まあいい。日本だか大日本帝国だか知らないが、お前をここで殺すことには変わりない」
「じゃあ、私はお前を殺してもいいのか」
「なにを言っているのやら。俺にお前が勝てるわけないだろう」
「さて、それはどうかな」
「どういう意味だ」
「自分で考えたらどうだ?」
「…小癪な真似を」
–第二次世界大戦—
「まーいっか。日帝ちゃんが可愛いのは変わってないしね」
「…お前は未来の米国なのか?」
「未来の…?ここは今第二次世界大戦中?」
「そうだ」
「それならそうだよ!俺は2024年のアメリカだからね!」
「…2024年…かなり先か」
「ふふーん!日本の技術も発展してるよ!」
「…お前がこんなに私にベタベタになるとは…」
「だって日帝ちゃんの可愛さに気がついてしまったんだもん」
「嬉しくないな」
「なんで今の日帝ちゃんと同じようなこと言うのー!!」
「どちらも私だ」
「ねえねえ、俺のこと好き?」
「な訳ないだろう。大嫌いだ」
「だよね〜…戦争中はぼこぼこにしたもん」
「お前なあ…私がいくら苦しかったか…」
「でもさ、攻めてきたのはそっちだよね」
「……ッ」
「なら自業自得なんじゃないの?いきなり攻められたこっちの身にもなってよ」
「…」
「ねえ、聞いてるの?聞こえているなら何か返事したら?」
「………」
「…ごめんね!!少し昔の日帝ちゃんを虐めたくなっちゃったんだ★」
「……(殺気)」
「ごめんごめんごめんなさい!もうしません!許して!」
「ふふっ、ははっ!」
「え…?」
「いや、すまん。私の知っている無慈悲で冷徹な米国とは打って変わって陽気だなと…」
「…そっか!ありがとう、嬉しいな」
「…!?」
「どうしたの?」
「い、いや、なんでもない」
「”この”俺に惚れちゃったの?」
「そんなわけないだろ…」
「へへ、だよねー!」
「まったく…」
コメント
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久しぶりに書いたのでなんか雰囲気違うかもしれませぬ。すみませんな