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鳥「…(汗)」
自分は今、病気のベッドに居る。
そして、圧をかけられ、俺の周りに取り囲まれてる。
も「起きて良がっだぁ!!」
わんわん泣くももみパイセンと、
ま「もう起きないかと思いましたぁ…」
勝手に俺を殺してるやつと。
治「ちょっとびっくりしたぞ俺、飛び降りたった無線で報告された時は、焦って顔面から壁に突っ込むとこだったぜ」
おかしい驚き方してるやつと
守「本気で心配したんだからな?!」
一番心配してくれている隊長
他にもイズミやかげまるパイセンとかよつはパイセンに、イージスゼロやその他たくさんの方々が
周りに居る。正直ももみとましろとノビーが怖い。
正直俺も目が覚めた時は驚いた。なんせ、ちゃんと宿直室で寝てたはずなのに、目が覚めたら、
手術服をしている、治、ももみ、ましろ、ウィル、隊長が居るんだから。
驚いて、叫んじゃったし…
鳥「あの…目が覚めた時に叫んでごめん…」
治「あれくっっっそビビったけんな。危うくメスをガラスに放り投げるところだったぜ〜」
鳥「…はぁ」
どうやら事情を聞くと、自分は飛び降りたらしい。
…ついに病気がここまで進行してしまったんだな。
最近悪夢も酷くなってきたし、そろそろかもな自分が息絶えるのも。
これに病名をつけるなら何にしよう。
「夢死病」(ゆめし)病にしようかな。
鳥「…ご、ごめん。」
も「ももみ達がすっぅごく心配したのに、ごめん??」
も「ももみ達がどれだけ心配したか分かりますぅ???」
鳥「…は、はい、、、存じ上げ…ています。」
も「まぁ良いけどさ。」
守「ところで、何故飛び降りた?理由があるのか?
もし辛くてそうしたとかだったら、誰にでも全然話していい。」
鳥「いや…、、、これは…ね?まぁなんと言いますか、、、…うーん、、遺伝、…のやつ(?)」
よ「それって、家族がそういう病気があってそれが鳥野くんに移ったとかそういう感じであってる?」
鳥「まぁ、そういう解釈であってますよ。」
イ「身体が勝手に動く…その…なんだっけ?」
よ「夢遊病?」
イ「はい、それって身体が動くのってどうにかならないんですか?」
鳥「…どこかに俺を縛り付けときゃ良いんじゃね?」
イ「良くないですよ!」
鳥「そっか。」
イ「あの…それって薬とかでどうにかならないんですか?」
鳥「加賀イズミ、薬で遺伝の病気が治せるとでも思ってるん?」
イ「治せ…ないですね…」
これは、紛れもなく、薬による病気だ。
確か、俺が19の時だっけ、その時からだいたい5年くらいは経ったのか。
この街に来る前に何者かに薬をぶっかけられたからな。
それが数年後には死ぬってことが分かっても、絶望なんてしなかった。
なんせ人生には飽き飽きしていたからな。
別にそんな楽しくもなかったし、悲しいことだって無かった。
この世に生きることが合わなかったのかな。
死ぬってことが分かったら、やっとこんなつまらない人生を終わらせれるって思った。
ひとりでこっそりとこの世から飛び立つことが出来る。
でも、このまま独りで息絶えるのは嫌だ。せめて誰かに見守られながら楽になりたい。
なら、打ち明けるしかない。
鳥「あの…隊長とかげまるパイセン、夜、宿直室でお時間貰って良いですか?」
守「?ああ、良いぞ。」
か「どうした?まぁ、別にいいが。」
鳥「ありがとうございます。」
ノビー「それでは鳥野さん。なんかあったら絶対言ってくださいね。」
鳥「はーい。」
てつお「付き添いいるか?今ならイージスゼロが見守るよ。」
鳥「迷惑になるから大丈夫だよ、ありがとう」
治「なんか欲しいものとか食べたいものとかあるか?」
鳥「大丈夫、いらないよ、ありがとね。」
もまー「な、なんか変わりました…?」
鳥「別に、変わってないよ。」
も「いや、ももあの言う通りなんか変わってる!」
鳥「まぁ気にしなくていいよ」
も「わかったぁ〜」
…なんか過保護すぎん??
気のせいか?いや、とんでもなく心配されてたからなぁ、、、有り得るか。
鳥「…っ眠い」
寝たらまた悪夢を見ることになるだろうが、抗えない。
俺は黙って目を閉じた。
よ「…おやすみ、鳥野くん」
鳥「…っなぁ!返事してくれよっ!!」
鳥「お願いだから…ねぇ、置いていかないでよ!」
目の前には俺の先輩と後輩が倒れて、血まみれになっている、ましろ、ももみ、治、
がみとも、ももあ、はこしおがいる。
鳥「…なんで…こうなっちゃったの?息もしてないし…死んじゃったの?」
何発か埋め込まれた銃弾、きっと銃で殺されたのだろう。
鳥「誰がこんなこと!」
鳥「ってはぁ…?」
俺の手には銃を握っていた。
まさか、俺が殺してしまったの?
鳥「…っ」
?「この殺人犯め」
?「お前をこの救急隊の人事に置くのは危険だ二度と近寄るな」
?「俺らの仲間を返せ!」
鳥「どこ、、から…」
知らない、俺はやってない、違う、これは偽装で
?「銃を握ってるくせしてようそんなこと言えるな。」
?「最後の最後まで言い訳するのか?」
かげ×隊長「生かしてはおけない、さようなら。」
鳥「っ!」
鳥「はぁ…ゆ、夢…だよな。」
最近悪夢と夢の区別がつかなくなって、みんなが怖くなってきたんだ。
最後の最後には誰が言ってたか鮮明に分かってしまう。
鳥「っごめんなさい。」
そう言ってると、頬が痛んで、自分の手の甲に何かが落ちてくるのがわかった。
鳥「そっか、俺、泣いてんだな。」
かげ「とーりの、そろそろよるっになーるぜー」
鳥「っ…」
かげ「鳥野ぉぉ?!」
鳥「ビクッ…」
かげ「だ、大丈夫か鳥野!」
鳥「…だ、大丈夫、、です。」
かげ「まぁ、い…こうか」
かげ「はいこれ車いす」
く、車いす…まぁそっか足がまだ動かせんし。
かげ「そういえばさぁ、飛び降りた、そして、目が覚めるの手術が終わって麻酔が完全に抜けきった後。意識が回復すんのはやすぎん?」
鳥「まぁ、鳥なんで。」
鳥「…」
かげ「あの…く、車いす嫌だった?だったらおぶるよ?」
鳥「いや、いいですぅ。車いす乗ります。」
宿直室now
隊長「それで…話とはなんだ?」
かげ「ちゃんと聞くから、安心してほしい。」
隊長「言えないことがあったら全然言わなくて大丈夫だからな?」
かげ「泣きたかったら泣いていいからな?」
うーん…やっぱり…過保護すぎじゃね?
こんなこと絶対にしないよいつもなら。
鳥「実は、飛び降りたんも、わけはあるんです。」
かげ「なるほど。」
鳥「実は俺が5年前から患ってる病気が関係します。」
隊長「そ、そうなのか。」
鳥「5年前、街をほっつき歩いていたら何者かがこっちに走って来て、なんかの薬をかけたんです。」
かげ「どういうものだ?」
鳥「それはす、数年後に…」
隊長「…理解した」
(察し能力が高すぎる人1)
かげ「…?あ、っ…そっか、」
(察し能力が高すぎる人2)
鳥「数年後に…死ぬ…もの…でして。」
二人「…」
ただ、冷たい空気が流れ、静かな時間が流れるだけ。
時が止まったかのよう。
かげ「それで、その日が近いってことか?」
鳥「…はい、実は、最近悪夢も、酷くなって、」
隊長「ああ。」
震えた声で事情をいい、それを相槌を打ってくれて、
ただ、安心が心に残る。何も言わずに相槌だけを打つ、それだけが今一番安心するんだ。
鳥「悪夢と現実の区別が…」
隊長「つかなくなった、そういうことか?」
鳥「…はい。」
かげ「それは治せないんだろ?」
鳥「はい。そうです。」
隊長「なら今俺たちが出来ることはただ一つだな。」
かげ「ぎんが息絶えるまで幸せにして、最後も幸せにここから旅立つこと、だな。」
鳥「っ!そう…ですか。」
かげ「そ、そんな泣くなよ〜こっちまで泣きたくなるだろ〜…」
今俺に出来るのは、幸せに死ぬこと、ただそれ一つだな。
ただ、夢に呑まれて死ぬのはいやだ、家でひっそりと死ぬのはいやだ。
ああ、話して良かっな、ただ、そう、思うしか無かった。
ずっと息絶えるまで、送られ続けるのは幸せなんだなって今更思ったんだ。
この街に来たばかりは救急隊とは関わらないより関わりたくないって言う気持ちが強かった。
でも、楽しそうに笑って色んなお話もしてて、時には遊んで、そんな姿がその頃の俺はずっと求め続けた。
それが羨ましかった、それが幸せって思ってた。だから、今もずっとここにいるんだなって思った。
その病気をみんなに伝えた時はすごく驚いてた。でもこれは決まったことだから。運命だから。
特にももみとましろは、泣いて、泣いて、泣きまくってた。その様子を見てすごく心苦しかった。
なんせ、鳥もも堂として、ずっと傍で寄り添ってきた仲だ、当たり前なのかもしれない。
鳥「っ…いてぇ…」
頭がガンガンと痛んで、それが朝から治らない。
もうすぐで、終わりの合図かなって思うんだ。
今日も生きてるって思いながらいつ死んでもおかしくない。
鳥「あれは…なんだろう?」
目の前には、見覚えのありそうで、無さそうな姿があった。
俺はそれに手を取ろうとしたら。
鳥「…?消えちゃった…」
結局なんだったんだろう。分からなかった。
ノビー「と、鳥野さん?」
鳥「どした?」
ノビー「いや、そこにはなんも…」
鳥「…?」
上手く意図が伝わらない、たしかに姿が見えた。もしこれが幻覚だとしたら…
鳥「ノビー。」
ノビー「はい?どうしました?」
鳥「俺は…今日で、死ぬかもしれない。」
ノビー「っ…やっぱりそうですか。何となく予想はしてました、その症状を調べて研究して分かった事のうちの一つで知ってましたから…
死ぬ合図のひとつの幻覚症状が出ると今日で死ぬ確率が高いとのことです。」
鳥「…だよな。」
グラグラと視界が揺れる。
そろそろまずいかもね。
鳥「…」
ノビー「大丈夫ですか?」
鳥「ごめん…無理…かも。」
ノビー「鳥野さんっ!」
鳥「…」
ももみ「ねぇ!まだいかないでよ!ももみ達を置いてって!」
どこからか声が聞こえてくる、でも、声主がわかる、ももみだ。
ましろ「まだ、傍に居たいですよ!最後に一度でも声を聞きたいですっ…」
隊長「やっぱりこれを見んのは辛いな…」
かげ「今、俺たちに出来ることはなんだっ…」
段々と心拍数が下がっていって
夢に生命を食いちぎられて、夢に魂を呑まれて、乗っ取られて、
そのまま、死へと近づいていく。
ただこれはもうどうしようも出来ないこと、戻せないんだ。
段々と温かみが消えていって…
そのままくらい闇に沈んでいった。
最後に俺が聞こえた声は
?「今まで…傍に居てくれてありがとね」
だけだった。